Fender Stratocasterは1954年に登場しました。
ロック・ブルース・ファンク・ポップスまで、あらゆるジャンルで使われてきた定番エレキギターです。
「ストラトキャスターを代表するギタリストは誰か」と聞かれることがあります。
ただ弾いたことがある人ではなく、イメージ=ストラトの人だけが挙がってきます。
本記事では、そんな「ストラトキャスターを象徴するギタリスト20名」を厳選して紹介します。
使用モデル・年代・シグネチャーサウンドの特徴・代表曲まで解説します。
いずれも確認できる範囲の情報をもとにしています。
あわせてそれぞれの音に近づける現行モデルも紹介します。
- ストラトキャスターを象徴する海外ギタリスト20名
- それぞれの使用個体と代表曲
- その音に近づける現行モデル
- 予算別のストラトキャスターの選び方
ストラトキャスター名手20人の早見表
まず全体像です。
各ギタリストの使用個体と、近い現行モデルをまとめました。
| ギタリスト | キャラクター | 近い現行モデル | クラス |
|---|---|---|---|
| ジミ・ヘンドリックス | アームとフィードバックの過激派 | American Vintage II 1961 Stratocaster | ハイエンド |
| エリック・クラプトン | 太く滑らかなクランチ | Eric Clapton Stratocaster | シグネチャー |
| ジェフ・ベック | 指弾きの"歌うトーン" | Jeff Beck Stratocaster | シグネチャー |
| スティーヴィー・レイ・ヴォーン | 図太いテキサスブルース | Stevie Ray Vaughan Stratocaster | シグネチャー |
| デヴィッド・ギルモア | 宇宙的なロングトーン | Custom Shop David Gilmour Signature Stratocaster | カスタムショップ |
| マーク・ノップラー | 指弾きのクリーンカッティング | Mark Knopfler Stratocaster | シグネチャー |
| ジョン・メイヤー | 抜けるのにうるさくない | American Vintage II 1961 Stratocaster | ハイエンド |
| ナイル・ロジャース | ミニマルなカッティング | Nile Rodgers Hitmaker Stratocaster | シグネチャー |
| リッチー・ブラックモア | 攻撃的なハードロック | Ritchie Blackmore Stratocaster | シグネチャー |
| イングヴェイ・マルムスティーン | 高速ネオクラシカル | Yngwie Malmsteen Stratocaster | シグネチャー |
| ジョン・フルシアンテ | アレンジ志向のグルーヴ | ジョン・フルシアンテ専用記事を参照 | — |
| ロリー・ギャラガー | 荒々しいブルーストーン | Custom Shop Rory Gallagher Tribute Stratocaster | カスタムショップ |
| エリック・ジョンソン | 極限まで磨いたクリーン | Eric Johnson Stratocaster | シグネチャー |
| アンディ・ティモンズ | モダンなフュージョン | American Professional II Stratocaster | ハイエンド |
| トム・モレロ | 変態的なサウンドメイク | Tom Morello "Soul Power" Stratocaster | シグネチャー |
| マイク・マクレディ | 90年代グランジ直系 | Player Plus Stratocaster | スタンダード |
| ロビン・トロワー | ブルース色の濃いサイケ | Custom Shop Robin Trower Signature Stratocaster | カスタムショップ |
| スコット・ヘンダーソン | ジャズ/フュージョンの名手 | Player II Stratocaster | スタンダード |
| アイザイア・シャーキー | ネオソウルのクリーン | Squier Classic Vibe '60s Stratocaster | エントリー |
| ジョン・スクワイア | ジャングリーなUKロック | American Vintage II 1957 Stratocaster | ハイエンド |
※クラスは価格帯の目安です。実売価格は為替と在庫で変動します。
クラシック編|1960〜1980年代のストラトキャスター・レジェンド
1. ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)
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ロック史上もっとも有名なストラト使いといえるギタリストです。
ウッドストックやモンタレーのステージでは、白いストラトキャスターを逆さに構えました。
アーム・フィードバック・ワウペダルを駆使した過激なパフォーマンスで観客を圧倒しています。
左利きで右利き用ストラトをそのまま使うため、ピックアップやテンション感が独特になる点も特徴です。
- Fuzz Face+ワウ+Uni-Vibeのサイケデリックなサウンド
- ネック側の甘さとブリッジ側の攻撃的なトーンの使い分け
- アームによるビブラートとフィードバックコントロール
代表曲
- Purple Haze
- Voodoo Child (Slight Return)
- Little Wing
使用個体:1960年代製Stratocaster(主にホワイト系・ラージヘッド)
この音に近づく現行モデル
60年代前期"ラージヘッド"以前の姿に近いのがAmerican Vintage II 1961です。
アッシュボディとくっきりした3色サンバーストが当時のトーンに寄せます。
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2. エリック・クラプトン(Eric Clapton)
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キャリア初期はレスポールやES-335などギブソン系のイメージも強いギタリストです。
それでも長い目で見ると「最終的にストラトに落ち着いた」代表的な存在といえます。
複数の50年代ストラトからパーツを集めて組んだのが"Blackie"です。
70〜80年代のステージで酷使されました。
この一本が、クラプトン=ストラトというイメージを決定づけています。
- ミッドブーストを活かした太く滑らかなクランチトーン
- 指弾きとピックを織り交ぜた柔らかいアタック
- フェンダー系クリーンアンプによるベルのようなクリーン
代表曲
- Layla
- Wonderful Tonight
- Cocaine(Live)
使用個体:"Blackie"(50年代ストラト由来のカスタム個体)
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
ミッドブーストサーキットとブロックサドルなど、Blackieの機能面を再現した一本です。
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3. ジェフ・ベック(Jeff Beck)
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「ストラトを喋らせた」と言われるほど、アームと指弾きで独自の世界を築いたギタリストです。
ピックを使わず指で弦を弾きます。
アーム・ボリュームノブ・ピックアップセレクターを常に操作します。
音程やニュアンスを変化させるスタイルは唯一無二です。
- 指弾きによる滑らかなアタックとハーモニクス
- アームで音程を揺らす"ボーカル的"なフレージング
- シングルコイルでも厚みのあるミッドレンジ
代表曲
- Cause We've Ended as Lovers
- Where Were You
- Beck's Bolero
使用個体:Jeff Beck Signature Stratocaster ほかヴィンテージストラト
この音に近づく現行モデル
Jeff Beck Signature Stratocasterは現行で入手できます。
アルダーボディとノイズレスピックアップで、指弾き主体でも音痩せしにくい仕様です。
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4. スティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)
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重いゲージの弦と強烈なピッキングで、シングルコイルの限界を押し上げたブルースギタリストです。
TS系オーバードライブとフェンダーアンプの組み合わせで生まれる極太クランチが持ち味です。
このトーンは今も「テキサスブルースの標準」として語られ続けています。
- フロントピックアップの甘く太いトーンを活かしたスロー・ブルース
- TS808/TS9とフェンダーアンプによる図太いドライブ
- チョーキングとビブラートが大きい起伏の激しいフレージング
代表曲
- Texas Flood
- Pride and Joy
- Lenny
使用個体:愛器"Number One"(60年代前半製ストラト)
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
太めのネックとジャンボフレットで、強めのチョーキングにも対応する仕様です。
5. デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)
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ピンク・フロイドのギタリストとして、宇宙的でドラマチックなストラトサウンドを確立したプレイヤーです。
ロングトーン中心のメロディアスなソロが持ち味です。
「ストラトキャスターがもっとも歌う瞬間」として、多くのギタリストの教科書になっています。
- ビッグマフとディレイを重ねた伸びやかなリードトーン
- クリーンとクランチの境目を行き来する繊細なピッキング
- ネック〜ミドルポジション中心の温かいサウンド
代表曲
- Comfortably Numb
- Shine On You Crazy Diamond
- Time
使用個体:愛称"Black Strat"(1960年代末製ストラト)
この音に近づく現行モデル
Fender Custom ShopがBlack Strat自体を精密に再現した一本です。
価格帯はカスタムショップ級ですが、憧れの個体をそのまま手にできます。
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6. マーク・ノップラー(Mark Knopfler)
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ダイアー・ストレイツで活躍したギタリストです。
指弾きによるクリーンなストラトトーンの代表的存在といえます。
ピックを使わず指で弦を弾きます。
ストラトの高域を保ちながら、角の取れた独特のアタックを生み出しています。
- 2番・4番ポジションのハーフトーンを活かしたクリーンカッティング
- ブルースとカントリーを含んだ流麗なフレーズ
- ボリュームとピッキングでゲイン感を調整
代表曲
- Sultans of Swing
- Tunnel of Love
- Brothers in Arms
使用個体:赤いストラトキャスター(60年代モデル)ほか
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
軽量アッシュボディとテキサス・スペシャル・ピックアップで、指弾きの粒立ちを再現します。
7. ジョン・メイヤー(John Mayer)
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ブルース・ソウル・ポップスを横断する現代のストラト名手です。
フェンダー在籍時代のシグネチャーモデルには"Big Dipper"ピックアップが搭載されていました。
SRV系の太さを保ちながら中域を少し削った独特のトーンです。
「抜けるのにうるさくない」サウンドを支えていました。
現在はPRS Silver Sky(ストラト系の設計)に活動の軸を移しています。
- ネックポジションの甘く滑らかなクリーントーン
- 軽い歪みとコンプレッションをかけた歌うリード
- ブルースフレーズとポップなメロディを両立したプレイ
代表曲
- Gravity
- Slow Dancing in a Burning Room
- Vultures
使用個体:John Mayer Stratocaster("Big Dipper"ピックアップ)
この音に近づく現行モデル
Fender版のJohn Mayer Stratocasterはすでに生産終了しています。
Big Dipperが手本にした仕様に近いのがAmerican Vintage II 1961です。
狙う一本はヘンドリックスの項のAmerican Vintage II 1961と同じです。
現行のPRS Silver Skyは別ブランドのため、本記事では扱いを分けています。
8. ナイル・ロジャース(Nile Rodgers)
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シック(Chic)をはじめ活動してきたギタリストです。
デヴィッド・ボウイやダフト・パンクなど、数々の名曲でカッティングを刻んできました。
プロデューサーとしても知られています。
小ぶりなアルダーボディとメイプルネックが特徴です。
ホワイトフィニッシュの"Hitmaker"は、世界的なストラトの代表機種のひとつです。
- ブリッジ+ミドルのハーフトーンによるチャキチャキしたクリーン
- コンプレッサーと軽いEQで整えたタイトなリズムギター
- 音数を最小限に削ぎ落としたミニマルなカッティング
代表曲
- Le Freak
- Good Times
- Let's Dance
- Get Lucky
使用個体:愛器"Hitmaker"(1960年代シェイプ・ホワイト・ハードテイル)
この音に近づく現行モデル
Hitmakerを再現した量産シグネチャーモデルが、現行で購入できます。
長年Custom Shop版が定番でしたが、こちらはより手頃な価格帯のモデルです。
9. リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)
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ディープ・パープルからレインボーで活躍したハードロックギタリストです。
白いストラトキャスターのイメージを決定づけた人物といえます。
クラシック音楽の要素を取り入れた速いフレーズと、攻撃的なシングルコイルサウンドが特徴です。
その後のメタル・ネオクラシカル系ギタリストに大きな影響を与えました。
- スキャロップ指板による大きなビブラートとチョーキング
- マーシャルアンプとの組み合わせで鋭く抜けるドライブ
- コードワークにもクラシカルな響きを取り入れる
代表曲
- Smoke on the Water
- Highway Star
- Child in Time
使用個体:白いストラトキャスター(70年代モデル・スキャロップ指板)
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
スキャロップ指板とダミーの中間ピックアップなど、本人仕様をそのまま再現しています。
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10. イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)
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ネオクラシカル系メタルのパイオニアです。
「ハイゲインでここまで弾けるストラト」を世界に見せつけたギタリストといえます。
スキャロップ(削り込んだ)指板やブラスナットなど、独自仕様のストラトを使用します。
高速フレーズを高音域中心の鋭いトーンで弾き切ります。
- マーシャルアンプとオーバードライブによるハイゲイン
- ハーモニックマイナースケールを多用したフレーズ
- スキャロップ指板ならではの大きなビブラート
代表曲
- Far Beyond the Sun
- Black Star
- Trilogy Suite Op.5
使用個体:スキャロップ指板+ヴィンテージスタイルのシグネチャー
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
スキャロップ指板とDiMarzioピックアップなど、演奏スタイルに直結する仕様です。
モダン編|1990年代以降のストラトキャスター・アイコン
11. ジョン・フルシアンテ(John Frusciante)
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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストです。
オルタナ・ファンクロックにおけるストラトサウンドを決定づけたプレイヤーといえます。
再加入時(90年代末)に手に入れたのが1962年製サンバーストのストラトです。
以後30年以上、メインギターとして使っています。
フェンダー・カスタムショップからは、この個体の完全再現モデルも登場しました。
- コンプレッサーを軽くかけたクリーンカッティング
- ビッグマフ系ファズと組み合わせた粘りのあるリード
- 最小限の音数で曲全体のグルーヴを支えるアレンジ志向
代表曲
- Under the Bridge
- Scar Tissue
- Californication
使用個体:1962年製サンバースト・ストラトキャスター
この音に近づく現行モデル
使用ギターと現行モデルの対応は、専用記事の比較表にまとめています。
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12. ロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)
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アイルランド出身のブルースロックギタリストです。
激しくレリックした1961年製ストラトキャスターがトレードマークになっています。
1963年に中古で購入して以来、生涯メインギターとして使い続けました。
ほとんど塗装が残っていないその姿は、世界で最も有名なストラトの一つといわれます。
- フェンダーやVOXアンプをフルドライブさせた荒々しいトーン
- スライドやアコースティック的ニュアンスも取り入れるプレイ
- ライブで爆音を鳴らし続けるエネルギッシュなスタイル
代表曲
- A Million Miles Away
- Tattoo'd Lady
- Walk on Hot Coals
使用個体:1961年製ストラトキャスター(塗装がほぼ剥がれたサンバースト個体)
この音に近づく現行モデル
本人の1961年製個体を精密に再現したトリビュートモデルです。
フェンダー・カスタムショップが実機を借り受けて開発した一本です。
実機はドナル・ギャラガー氏(実弟)が所有していました。
13. エリック・ジョンソン(Eric Johnson)
究極のトーンを追求するギタリストとして知られています。
ストラトキャスターのクリーンからクランチのサウンドを、極限まで磨き上げたプレイヤーです。
1954年製の愛器"Virginia"はフェンダーからシグネチャーモデルとしても再現されています。
サッサフラスボディや専用ピックアップなど、こだわりが詰め込まれています。
- 2番ポジションのベルのようなクリーントーン
- 滑らかで伸びやかなリードサウンド
- ピック・指・ミュートを細かく使い分ける右手
代表曲
- Cliffs of Dover
- Trademark
- Manhattan
使用個体:1954年製"Virginia"をはじめとするヴィンテージストラト
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
Virginiaを再現したサッサフラスボディと専用ピックアップを搭載します。
14. アンディ・ティモンズ(Andy Timmons)
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ロック・フュージョン・ポップスを横断するアメリカ人ギタリストです。
Ibanezのシグネチャーモデル、AT100シリーズを愛用しています。
ボディシェイプは基本的にストラトタイプの仕様です。
ピックアップは3シングル(Cruiser+ハムサイズ)構成になっています。
「モダンなストラト系シグネチャー」の代表格といえます。
- クリーンからクランチでの歌うようなメロディライン
- ハイゲインでも抜けの良い中域寄りのリードトーン
- カントリーからモダンフュージョンまでこなす柔軟さ
代表曲
- Electric Gypsy
- Cry for You
- Resolution
使用個体:Ibanez AT100(ストラトシェイプのシグネチャー)
この音に近づく現行モデル
AT100はIbanez製のためFenderのラインナップにはありません。
ストラト本来の3シングル構成で近づけるなら、American Professional IIです。
15. トム・モレロ(Tom Morello)
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Rage Against the MachineやAudioslaveで活動してきたギタリストです。
エフェクターとギターを駆使した、変態的なサウンドメイクを披露してきました。
フェンダーからは「Soul Power Stratocaster」も発売されています。
キルスイッチ的なボリューム操作やアーミングを多用します。
ワーミーペダルとの組み合わせで「ギターとは思えない音」を鳴らします。
- ピックアップセレクターを素早く切り替えるDJ的プレイ
- ワーミーペダルを使ったピッチシフト系のリフ
- ハードなリフと政治的メッセージを伴うサウンド
代表曲
- Killing in the Name
- Bulls on Parade
- Like a Stone
使用個体:"Soul Power"ストラト、改造ストラトタイプ各種
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
キルスイッチとフロイドローズ、ハムバッカーを備えた過激な仕様です。
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16. マイク・マクレディ(Mike McCready)
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Pearl Jamのリードギタリストです。
90年代オルタナ・グランジのストラトサウンドを体現したプレイヤーといえます。
60年代製ストラトを中心に複数本を使い分けています。
ブルースロック寄りのフレーズとハードなサウンドで、バンドの要となるギターを担っています。
- クラシックロック直系のペンタトニックフレーズ
- ビブラートが大きく感情表現豊かなリードプレイ
- クリーンからクランチまでレンジの広いロック寄りの音
代表曲
- Alive
- Yellow Ledbetter
- Even Flow
使用個体:ヴィンテージサンバースト/ブラックのストラトキャスター各種
この音に近づく現行モデル
複数本を使い分けるスタイルには、癖のない標準機が向いています。
ノイズレスピックアップ搭載のPlayer Plusが候補です。
ハードなゲインでもハムに悩まされにくくなります。
17. ロビン・トロワー(Robin Trower)
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「ポスト・ヘンドリックス」とも呼ばれる英国ギタリストです。
ストラトとUni-Vibe系エフェクトを組み合わせています。
ブルースロックからサイケデリックな世界観を築き上げました。
ソロ作品『Bridge of Sighs』は、ストラトサウンドの名盤としても知られています。
- ネックポジションを多用した太くスモーキーなトーン
- コーラス・ヴァイブ系エフェクトで広がりを持たせる
- ヘンドリックス直系ながらブルース色の濃いフレージング
代表曲
- Bridge of Sighs
- Too Rolling Stoned
- Day of the Eagle
使用個体:ヴィンテージストラト
この音に近づく現行モデル
本人監修のシグネチャーがそのまま買えます。
ラージヘッドとCBS期を思わせる仕様で、太いネックポジションのトーンを狙えます。
18. スコット・ヘンダーソン(Scott Henderson)
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ジャズ・フュージョン界のストラト名手として知られています。
Suhr製のストラトタイプをメインに使っています。
ブルースとフュージョンを融合した独自のサウンドを展開しています。
フロントからミドルのハーフトーンを活かした温かいクリーンと、レンジの広いドライブサウンドが特徴です。
- アウトサイドなスケールも多用するハーモニックなフレーズ
- ダイナミクスの幅が非常に広いタッチコントロール
- ブルースとフュージョンを行き来する独特のアドリブ
代表曲
- Dolemite
- Hounds of Hell
- Well to the Bone
使用個体:Suhrなどのストラトタイプギター
この音に近づく現行モデル
SuhrはFenderと別ブランドのため、直接の代替機はありません。
ハーフトーンの温かさを求めるなら、Player IIのアルニコピックアップが近い選択です。
19. アイザイア・シャーキー(Isaiah Sharkey)
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ジョン・メイヤー・トリオやD'Angeloバンドで活動しています。
現代R&B・ネオソウルの現場で引っ張りだこのギタリストです。
クリーン寄りのストラトサウンドが持ち味です。
ジャズ由来の複雑なコードワークと、R&B的なグルーヴを両立させるプレイスタイルが特徴です。
- 太めのクリーンから軽いクランチでのコードカッティング
- リズムの裏を取るネオソウル的バッキング
- ジャズのボイシングを取り入れた滑らかなフレーズ
ソロ名義
代表曲
- Love is the Key
- Really Love
ほか、D'Angelo「Really Love」など参加作品
使用個体:Fender系ストラト、ストラトタイプ各種
この音に近づく現行モデル
特定のシグネチャーは公表されていません。
クリーン基調のコードワークなら、素直な鳴りのClassic Vibe '60sで十分に近づけます。
20. ジョン・スクワイア(John Squire)
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The Stone Rosesのギタリストです。
UKオルタナ・マッドチェスター期を象徴するストラトサウンドを残したプレイヤーといえます。
ジャングリーなクリーンとサイケデリックなエフェクト使いが持ち味です。
80年代末から90年代初頭のUKロックの空気を決定づけました。
- コーラスやディレイと組み合わせた立体的なクリーントーン
- ブルースとサイケの要素が混じったフレージング
- コードとアルペジオを行き来する歌うバッキング
代表曲
- I Wanna Be Adored
- She Bangs the Drums
- Waterfall
使用個体:サンバースト/ホワイトのストラトキャスター各種
この音に近づく現行モデル
特定のシグネチャーは公表されていません。
ジャングリーな高域を求めるなら、American Vintage II 1957が候補です。
価格帯別|どのストラトキャスターを選べばいいか
ストラトキャスターは価格帯ごとに役割がはっきり分かれます。
予算から逆算するのが失敗しない選び方です。
| 予算 | おすすめ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 約6〜7万円 | Squier Classic Vibe '60s Stratocaster | まずストラトの鳴りを知りたい人 |
| 約10万円台 | Player II Stratocaster/Player Plus Stratocaster | バンドで長く使う一本が欲しい人 |
| 約20万円以上 | American Professional II/American Vintage II | レコーディングまで見据える人 |
| モデル次第 | 各アーティストのシグネチャーモデル | 憧れの音と見た目を再現したい人 |
ストラトの音作りは、まず弾き方から
ここまで見てきたとおり、ストラトキャスターの個性は弾き手のタッチで大きく変わります。
ハーフトーンの使い方や指弾きの質感は、独学だと遠回りになりやすい部分です。
体験レッスンは無料のスクールが多いので、比較してから決めるのがおすすめです。
スクール選びはオンラインギターレッスンおすすめ3選で比較しています。
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【2026年版】ギターレッスンおすすめ3選|通学・オンライン比較
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FAQ|ストラトキャスターに関するよくある質問
Q1. ストラトキャスターを使う有名ギタリストは?
クラシック期の代表格は次の10人です。
- ジミ・ヘンドリックス
- エリック・クラプトン
- ジェフ・ベック
- スティーヴィー・レイ・ヴォーン
- デヴィッド・ギルモア
- マーク・ノップラー
- ジョン・メイヤー
- ナイル・ロジャース
- リッチー・ブラックモア
- イングヴェイ・マルムスティーン
モダン期では次の10人が挙がります。
- ジョン・フルシアンテ
- ロリー・ギャラガー
- エリック・ジョンソン
- アンディ・ティモンズ
- トム・モレロ
- マイク・マクレディ
- ロビン・トロワー
- スコット・ヘンダーソン
- アイザイア・シャーキー
- ジョン・スクワイア
Q2. ストラトキャスターの音の特徴は?
5wayスイッチによるトーンバリエーションの広さが特徴です。
特にハーフトーン(2番・4番ポジション)の"チャキチャキ"した音は、ストラト特有の音色です。
丸みのある輪郭で、クリーンから歪みまで幅広く対応します。
Q3. テレキャスターと比べると何が違う?
テレキャスはよりダイレクトで硬質な音になります。
ストラトは輪郭が丸く、トレモロアームによる表現も加わります。
ハーフトーンの選択肢が多い分、音作りの幅はストラトに分があります。
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テレキャスター使用ギタリスト10選【海外編・2026年版】|キース・リチャーズからジョニー・グリーンウッドまで
1950年に誕生したFender Telecasterは、世界初の量産ソリッドギターです。 ストラトが登場する前、ロックもブルースもカントリーもこの一本から始まりました。 本記事では海外のテレキャスタ ...
Q4. アーティストのシグネチャーモデルは今も買えますか?
本記事で紹介した20人のうち、多くが現行のFenderシグネチャーを持っています。
ジョン・メイヤーのFender版は生産終了しています。
Ibanez・Suhrなど他ブランドの機種は、本記事では代替のFenderモデルで紹介しました。
Q5. 初心者にはどのストラトがおすすめですか?
まずはSquier Classic Vibeシリーズが定番です。
価格を抑えつつ、ストラト本来の鳴りを体験できます。
弾き方に慣れてから、上位モデルやシグネチャーを検討するのがおすすめです。
まとめ|ストラトキャスターの魅力は名手たちの音に宿る
ストラトキャスターを象徴するギタリスト20名を振り返ると、ジャンルや時代は大きく異なります。
それでも共通している点があります。
それは、それぞれがストラトの可能性を広げてきたということです。
独自の音を生み出してきた点が共通しています。
ヘンドリックスの革命的なアーミング。
クラプトンの甘く滑らかなクランチ、ジェフ・ベックの歌うトーン。
SRVの図太いテキサスブルース、ギルモアの宇宙的なロングトーン。
こうした名手たちの演奏が積み重なりました。
結果としてストラトキャスターは、音楽史そのものを象徴する楽器となりました。
「どのギタリストの音に近づきたいのか」を意識してみてください。
ピックアップの選択やアンプ設定も自然と決まってきます。
ぜひ本記事を入口に、ストラトキャスターの奥深いトーンの世界へ踏み込んでみてください。
- ストラトの個性は弾き手のタッチで大きく変わる
- 現行のFenderシグネチャーが多数残っている(ジョン・メイヤーは生産終了)
- Ibanez・Suhrなど他ブランド勢は本記事ではFender代替機で紹介
- 入門はSquier Classic Vibe・長く使うならPlayer Plus以上
- ナイル・ロジャースのHitmakerは現行モデルで購入可能
参考・出典(一次情報・公式中心)
- Fender Official:各アーティストのシグネチャーモデル製品ページ
- Fender Custom Shop:David Gilmour トリビュートモデル
- Fender Custom Shop:Rory Gallagher トリビュートモデル
- Fender Custom Shop:Robin Trower トリビュートモデル
- Premier Guitar/Guitar World:各種リグ特集
- Equipboard/各アーティスト公式資料
※本記事は上記の一次情報・公式発表・映像記録に基づいて記述しています。特定個体の年式や仕様には諸説あるため、確認可能な範囲で表現を限定しました。確証が得られない情報は掲載していません。
「スクワイアってどうなの?恥ずかしくない?」 ギターを始めたころ、もしくは2本目を探しているとき。 一度は頭をよぎる疑問ではないでしょうか。 結論から言います。スクワイア ストラトキャスターは普通に良 ... ポップスからブルース・カントリー・デッドまで。 現代ギターシーンで最も影響力を持つギタリストです。 John Mayer(ジョン・メイヤー)氏を紹介します。 この投稿をInstagram ... ギター特化ブログ「ヤツのギター」へようこそ! ギターの弦はブランドもゲージも種類が多いです。結局どれを買えばいいのか分からないまま迷う方も多いでしょう。なんとなく同じ弦を買い続けている方も多いのではな ... この記事で分かること おすすめギターシールド7選の比較表 シールドの選び方(長さ・プラグ形状・静電容量) カナレ・フェンダー・ベルデンなどの音の傾向の違い シールドで音はどれくらい変わるのか 予備の持 ... この記事で分かること おすすめギターアンプ7選の比較表 初心者がアンプを選ぶ3つのポイント(ワット数・タイプ・機能) 真空管・トランジスタ・モデリングの違い YAMAHA THR・Boss Katan ... この記事で分かること ギターを始めるときに必要なもの全9点 各アイテムの役割と選び方のポイント 予算別(3万円・5万円・10万円)のおすすめセット構成 「とりあえず最低限」で揃える場合の優先順位 「ギ ... ギターを長く良い状態で保つために、最も基本的かつ重要なアイテムが「ギタークロス」です。 「たかが布」と侮ってはいけません。クロスの材質や織り方、そして塗装との相性は見落とされがちです。 無視して選ぶと ...
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