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スクワイア ストラトキャスター レビュー|Affinity・Sonic・Classic Vibeの違いと本音【カスタム体験談あり】

「スクワイアってどうなの?恥ずかしくない?」

ギターを始めたころ、もしくは2本目を探しているとき、一度は頭をよぎる疑問じゃないだろうか。

結論から言う。スクワイア ストラトキャスターは普通に良い。むしろ、ある使い方においてはFenderより優れている面すらある。

この記事では、僕が実際にスクワイア Affinity ストラトキャスターをセカンドハンドショップで2万円で衝動買いして、ピックアップを含む各パーツを全交換するまでに至った体験をもとに、スクワイア ストラトキャスターのAffinity・Sonic・Classic Vibeそれぞれの本当のところを語っていく。

筆者はFender Japan製ストラトキャスターも所有しており、両方を実際に弾き比べた上でこの記事を書いています。

そもそもスクワイア(Squier)とは?Fenderとの関係をサクッと整理

スクワイア(Squier)はFenderが展開する正式な廉価ブランドだ。「Squier by Fender」という名前からもわかるように、正式にFenderの傘下にある。

重要なのは、「ストラトキャスター」という名前はFenderの商標であり、Fender・Squierブランド以外は正式には名乗れないということ。つまり、スクワイアが売っているのは本物のストラトキャスターだ。格安のコピーモデルとは根本的に違う。

スクワイア ストラトキャスターのラインナップはざっくりこんな感じだ。

  • Sonic Series:最安入門ライン。とにかく安く始めたい人・続くか不安な人向け
  • Affinity Series:「安いけどちゃんとしたギター」ライン。ライブ・録音も普通にいける。カスタムして育てる人も多い
  • Classic Vibe Series:中間〜上位。ヴィンテージ志向で評価が高く、Fenderに最も近い仕上がり
  • Contemporary / 40th Anniversary:さらに上のグレード

僕が持っているのはこの中のAffinity。それがセカンドハンドで2万円だったわけだ。

セカストで2万円のスクワイア Affinityを衝動買いした話

正直、予定してた買い物じゃなかった。

ふらっと立ち寄ったセカンドハンドショップで、サーフグリーンのスクワイア Affinityストラトが2万円で置いてあった。状態も悪くない。

筆者
筆者
「あ、これ買うわ」——そういう買い方をした。まったく後悔していない。

サーフグリーンのボディに、少し燻んだ色のピックガード。この組み合わせがめちゃくちゃかっこよかった。ただ、つまみとスイッチだけが真っ白で、そこだけ浮いている感じが気になった。

Fenderのストラトも持っているが、それは「大事に使わないと」という気持ちが働く。でもスクワイアはそういう気負いがない。これが後々、カスタムする楽しさにつながっていった。

スクワイア ストラトキャスター Affinity:メリット3選

1. 安いから遠慮なくいじれる

これが僕にとって最大のメリットだった。

Fenderのギターに手を加えるのは少し怖い。「失敗したら……」という心理的ハードルがある。でもスクワイア ストラトキャスターなら、どんどん試せる。

実際、僕はこのAffinityに以下のパーツ交換を施した。

① ナット交換:GRAPHTECH PT-6225-00
ナットの素材は音のサスティーンやチューニングの安定性にじわじわ効いてくる。GRAPHTECHのTUSQナットは摩擦が少なくチューニングが安定し、交換して明らかに弾き心地が良くなった。


② ペグ交換:Musiclily Pro / アクセサリー:FENDER STRATOCASTER ACCESSORY KITS(Aged White)
つまみとスイッチが白色で浮いて見えたのが気になって、FENDER STRATOCASTER ACCESSORY KITS(Aged White)を購入。くすんだAged Whiteに統一したら、サーフグリーン×燻んだピックガードとの相性が抜群で、ルックスのカスタマイズの中では一番満足度が高かった。

筆者
筆者
ペグはMusiclily Proを選んだんだけど、穴のサイズが合わなくてインパクトドライバーで穴を広げる羽目になった。まじで勉強になった。スクワイアのペグ穴径は事前に確認しておくのをおすすめする。

ペグ交換の際はポスト径(穴のサイズ)を必ず確認すること。Affinityのペグ穴は規格が特殊な場合があり、合わないペグを買うと加工が必要になる。


③ ピックアップ:SEYMOUR DUNCAN SSL-5 Custom Staggered
これが一番大きな変化をもたらした交換だ。デビッド・ギルモアが愛用していることで有名なピックアップで、ストラトらしいきらびやかさを残しながら、より高い出力とクリアさを備える。

ギルモアはBlack Stratのブリッジポジションにこれを搭載している。僕も同じブリッジに載せてみたが、交換前と比べてサウンドの「立ち上がり」と「抜け」が明らかに変わった。オーバードライブとの相性も抜群だ。

こういう実験ができるのも、スクワイア ストラトキャスターという気軽さあってこそだ。

2. 好きなカラーのストラトキャスターを安く手に入れられる

スクワイア ストラトキャスターはカラーバリエーションが豊富で、しかも安い。

「この色のストラトキャスターが欲しい」という動機だけで選べるのは、実は結構ありがたい。Fenderだとある程度の予算が必要だが、スクワイアなら好みのカラーのストラトキャスターを気軽に試せる。

Affinityはカラーバリエーションも豊富で、自分のスタイルに合った1本を選ぶ楽しさがある。見た目がかっこいいと、単純に弾きたくなるものだ。

3. 音が別に悪くない

「安いギターは音が悪い」という先入観を持っている人もいるかもしれないが、正直そこまでひどくない。

ピックアップ交換の状態でも、音が悪いとは全く感じなかった。

もちろん、Fenderのストラトと両方弾き比べてみると違いはある。Fenderの方が抜けが良く煌びやかで、「あ、やっぱりFenderだな」と感じる場面はある。でも、それは弾き比べたからこそわかる話だ。普通に1本で弾いている分には、音のクオリティで困ることはほぼない。

筆者
筆者
初心者の一本目、あるいはサブギターとしては十分すぎるクオリティだと思う。

実は伝説のミュージシャンもスクワイア ストラトキャスターを使っていた

スクワイアを語る上で外せないのが、ジョージ・ハリスンのエピソードだ。

ジョージは息子のために日本製スクワイアのストラトキャスターを買い与えた。ところが弾いてみたら音が思いのほか良く、そのまま自分のギターとして使い始めたという。

1987年のプリンス・トラスト・ロック・ガラでエリック・クラプトンと共演した際、ジョージがステージで弾いていたのもこのスクワイアだったとされている。「While My Guitar Gently Weeps」を、あの名演で。

音楽的な耳を持つ人間が、ブランドに関係なく「これは良い」と判断した——それがジョージのスクワイアエピソードだ。

ジョージ・ハリスンの使用ギターについて詳しくはこちら:ジョージ・ハリスン使用ギター徹底解説|象徴的6本+Squierエピソード

スクワイア Sonicシリーズはどんな人向け?

Squier Sonicシリーズはスクワイアの中でも最安ラインだ。「ギターを弾いてみたいけど続くか不安」「とにかく安く始めたい」という人向けのエントリーモデルで、アンプとのセット売りも多い。

Affinityと比べると音の作りや仕上げは最低限で、本格的にライブや録音で使うというよりはまず触ってみるための1本という位置づけだ。

  • 価格が安く、アンプ付きセットも豊富
  • カリフォルニアブルー・フラッシュピンクなど個性的なカラーが充実
  • 「ギター続くか不安」な入門者に向いている
  • 音・作りはAffinityより最低限

「ちゃんとした1本目が欲しい」「ライブや録音でも使いたい」という人はAffinityの方が断然おすすめ。Sonicは「まず触ってみたいだけ」という人向けだ。

スクワイア ストラトキャスター Affinity:デメリット2選

正直に言う。良いことばかりじゃない。

1. Fenderストラトより弾きにくい場面がある

Japan製のFenderと比べると、ネックの作りに差を感じる場面がある。

具体的には、ハイポジションのフィット感や、ネックの仕上げの細かさといった部分だ。普通に弾く分には全く問題ない。でも、弾き込んでいくうちに「やっぱりFenderの方がスムーズだな」と感じることはある。

価格差を考えれば当然の話ではある。「安いなりの差はある」というのが正直なところだ。

2. Fenderコンプレックスは正直あった

これは僕の気持ちの話だが、ステージでスクワイアを使うのに少し抵抗があった時期がある。

筆者
筆者
スタジオ練習にスクワイアを持っていったとき、バンドメンバーに「え、スクワイア?ちゃんとしたギター使いなよ笑」って言われた。普通にうざかった。

「本当はFenderが欲しい」という気持ちは確かにあった。でも冷静に考えると、そのメンバーの発言はギターの音を聴いた上での評価じゃない。ブランド名だけを見た話だ。

「スクワイアは恥ずかしい」という意見は、音じゃなくてブランドへの偏見がほとんど。気にする必要はない。

実際、スクワイアをめちゃくちゃうまく弾ける人がステージで使っていたら、むしろかっこいい。ギターの腕前はブランドじゃない。それはわかっている。でも、所有欲・本物感という部分でFenderへの憧れがあるのも事実だ。これはスクワイアのデメリットというより、人間の性みたいなものかもしれない。

結論:スクワイアを笑う人は「音」じゃなく「ブランド」を見ている。ギターの良し悪しは自分の耳で判断しよう。

スクワイア Classic Vibeはどうなの?

友人のClassic Vibeを弾かせてもらったことがある。

率直に言って、ほぼFenderと変わらない気がした。Affinityとは明らかに別物で、ネックの仕上げも音のクオリティも一段上だ。

ただ、最近はClassic Vibeも値段が上がってきている。「Classic Vibeを買うなら、もうちょっと頑張ってFenderを買いたい」という気持ちになるのも正直なところだ。

Classic VibeはスクワイアストラトキャスターのラインナップでもFenderに最も近い仕上がり。予算が許すなら検討する価値は十分にある。

【まとめ】スクワイア ストラトキャスターはありか?なしか?

金があればFenderがいい。でも、スクワイア ストラトキャスターでも十分に音楽が楽しめるというのが正直な結論だ。

特に以下のような人にはスクワイア ストラトキャスターをおすすめする。

  • 初心者でコストを抑えたい人
  • 2本目・サブギターとして気軽に弾きたい人
  • カスタム・改造を楽しみたい人
  • 好みのカラーのストラトキャスターを安く手に入れたい人

まとめ


スクワイア ストラトキャスターは「恥ずかしいギター」じゃない。あのジョージ・ハリスンだって使っていた。中古を買ったら必ず楽器屋で調整に出すこと——それだけで弾き心地がまるで変わる。

今回のカスタムで使ったパーツまとめ

ナット:GRAPHTECH PT-6225-00


アクセサリー:FENDER STRATOCASTER ACCESSORY KITS Aged White


ピックアップ:SEYMOUR DUNCAN SSL-5 Custom Staggered

スクワイア ストラトキャスターに関するよくある質問

スクワイアのストラトキャスターは恥ずかしい?

恥ずかしくない。「スクワイアは恥ずかしい」という意見はブランドへの偏見がほとんどで、音を聴いた評価ではない。ジョージ・ハリスンがステージで使っていたのもスクワイア ストラトキャスターだ。うまく弾ければむしろかっこいい。

スクワイアとFenderのストラトキャスター、何が違うの?

主な違いはネックの仕上げ精度と音の抜け感だ。Fenderの方が煌びやかで弾き心地がスムーズな場面はある。ただし弾き比べなければわからないレベルの差で、初心者やサブギターとしては十分なクオリティだ。

スクワイア AffinityとSonicはどちらがおすすめ?

「ちゃんと弾きたい」ならAffinityがおすすめ。ライブ・録音にも普通に使えて、カスタムして育てる楽しさもある。SonicはAffinityよりさらに安い最安ラインで、音や作りは最低限。「ギターを続けるか不安」「まず触ってみたい」という人向けだ。

スクワイア Classic VibeはFenderと同じくらい?

かなり近い。友人のClassic Vibeを弾いた感想では、ほぼFenderと変わらないと感じた。ただ最近は値段が上がってきているので、予算次第ではFenderを選ぶ方が満足度が高い場合もある。

スクワイアのストラトキャスターはカスタムできる?

できる。むしろカスタムに向いているのがスクワイアの大きなメリットだ。ナット・ペグ・ピックアップの交換は比較的簡単で、費用も抑えられる。Fenderだと「失敗したら……」という心理的ハードルがあるが、スクワイアなら気軽に試せる。

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