この記事で分かること
- おすすめギターアンプ7選の比較表
- 初心者がアンプを選ぶ3つのポイント(ワット数・タイプ・機能)
- 真空管・トランジスタ・モデリングの違い
- YAMAHA THR・Boss Katana・Marshallなど定番モデルの特徴
- 自宅練習で失敗しないワット数の目安
ギター特化ブログ「ヤツのギター」へようこそ!
エレキギターを買ったものの、アンプ選びで止まっている方は多いです。
「ワット数は何を基準に選ぶのか」「マーシャルとヤマハで何が違うのか」——筆者もギターを始めた頃に全部悩みました。
この記事では、ギター歴13年の筆者が初心者向けおすすめギターアンプ7選を用途別に紹介します。
選び方のポイントも解説するので、最後まで読めば自分に合う1台が見つかるはずです。
初心者向けギターアンプおすすめ7選 比較表
まずは全7モデルを一覧で比較します。
気になるモデル名をタップすると、個別解説へジャンプできます。
| 順位・モデル | タイプ | 出力 | 価格帯 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| 1位 YAMAHA THR10II | モデリング | 10W | 40,000円〜 | 自宅練習・宅録 |
| 2位 Boss Katana-50 Gen3 | モデリング | 50W | 30,000円〜 | 自宅〜スタジオ |
| 3位 Fender Frontman 10G | トランジスタ | 10W | 8,000円〜 | 超入門・練習用 |
| 4位 Blackstar ID:Core 10 V4 | モデリング | 10W | 15,000円〜 | 自宅・宅録 |
| 5位 Marshall DSL1CR | 真空管 | 1W | 45,000円〜 | 自宅・ロック系 |
| 6位 Positive Grid Spark Mini | モデリング | 10W | 25,000円〜 | 持ち運び・アプリ連携 |
| 7位 Vox Pathfinder 10 | トランジスタ | 10W | 10,000円〜 | 初心者・基礎練習 |
迷ったら、まず「自宅だけで使うか」「将来スタジオへ持ち出すか」を決めてください。
自宅専用ならTHR10II、持ち出す可能性があるならKatana-50が有力候補になります。
ギターアンプとは?なぜ必要なのでしょうか
エレキギターは、アコースティックギターと違って生音がほとんど出ません。
ボディが薄く、生鳴りを活かす構造になっていないためです。
アンプはギターの小さな電気信号を増幅し、スピーカーから音として出力する装置です。
音量を上げるだけでなく、音の太さ・歪み・明るさなどサウンドキャラクターそのものを作る役割も担っています。
「アンプも楽器の一部」と言われるのはそのためです。
初心者向けギターアンプの選び方3つのポイント
1.ワット数(出力)は用途に合わせて選ぶ

アンプのワット数は「音の大きさの上限」を決める数値です。
大きいほど音は出せますが、自宅では持て余すことが多くなります。
- 自宅練習のみ:5〜20W前後で十分です。ヘッドホン端子付きを選ぶと夜間も練習できます
- スタジオ・小規模ライブ:30〜50W程度。持ち運びもできるバランスの良いサイズ感です
- 本格的なライブハウス:100W以上。初心者にはまだ不要なことがほとんどです
「ワット数が大きい=音が良い」ではありません。
自宅用なら5〜20Wで、十分すぎるほど大きな音が出ます。
2.アンプのタイプで選ぶ(真空管・トランジスタ・モデリング)

アンプは大きく3種類に分かれます。
真空管(チューブ)アンプは、増幅回路にガラス製の真空管を使ったタイプです。
温かみのあるサウンドと自然な歪みが特徴で、音楽的な倍音が豊かに出ます。
ただし価格が高く、真空管の交換メンテナンスが必要で、重量もあります。
トランジスタ(ソリッドステート)アンプは、電子回路で増幅するタイプです。
安価で軽く、壊れにくいのが特徴です。
音はやや硬めでパキッとした印象になります。
モデリングアンプは、デジタル技術で複数のアンプサウンドを再現できるタイプです。
1台でマーシャルの歪みもフェンダーのクリーンも出せる万能選手といえます。
初心者が最初の1台として選ぶなら、このモデリングアンプが最もコスパが高くなります。
3.便利機能をチェックする
以下の機能があると、練習がぐっと快適になります。
- ヘッドホン端子:夜間・集合住宅での練習に必須です
- AUX入力:スマホの音楽を流しながら一緒に弾けます
- 内蔵エフェクト:リバーブ・ディレイなどが最初から使えます
- Bluetooth接続:ワイヤレスで音楽を再生しながら練習できます
- USB端子:PCに直接録音できます(宅録したい方向け)
初心者向けおすすめギターアンプ7選
ここからは各モデルを個別に解説します。
YAMAHA THR10II|自宅練習の最高峰
YAMAHA THR10II|自宅練習の最高峰
ヤマハが誇るデスクトップアンプシリーズの定番モデルです。
2011年の発売以来、「デスクトップアンプ」という新ジャンルを確立した先駆け的存在です。
- VCM技術で真空管アンプ特有の温かみのある音が出る
- クリーンから歪みまで幅広いサウンドバリエーション
- Bluetooth・AUX・ヘッドホン端子をすべて搭載
- 専用アプリで直感的に音色調整できる
- インテリアになじむデザインで置きっぱなしにできる
価格帯は40,000円前後とやや高めです。
ただし長く使える1台としては、十分に投資する価値があります。
Boss Katana-50 Gen3|自宅からスタジオまで一台で
Boss Katana-50 Gen3|自宅からスタジオまで一台で
Bossのモデリングアンプ「Katana(カタナ)」シリーズの50Wモデルです。
世界中のギタリストから高い評価を得ている、定番中の定番です。
- 50Wの出力で自宅練習からスタジオまで対応
- Boss独自のエフェクトが豊富に内蔵されている
- 0.5W / 25W / 50Wと出力を切り替えられる
- 音作りの幅が広く、成長に合わせて長く使える
- コスパが高く初心者から中級者まで対応
「最初の1台をしばらく使い続けたい」という方に特に向いています。
将来スタジオやライブへ持っていく可能性がある方にも最適です。
Fender Frontman 10G|とにかく安く始めたい方に
Fender Frontman 10G|とにかく安く始めたい方に
フェンダーの超入門クラスのアンプです。
10Wで価格は1万円以下と、非常にリーズナブルです。
- 価格が安く最初の1台として手を出しやすい
- クリーン・オーバードライブの2チャンネル構成
- フェンダーらしいクリアなクリーントーン
- 小型軽量で持ち運びも楽
「まず練習を始めたい」という方の最初の1台として最適です。
ただし機能は最小限なので、本格的に音作りを楽しみたくなったら早めのアップグレードをおすすめします。
Blackstar ID:Core Stereo 10 V4|コスパ最強のモデリング
Blackstar ID:Core Stereo 10 V4|コスパ最強のモデリング
英国ブランド「Blackstar」のコスパに優れたモデリングアンプです。
ステレオスピーカーを搭載しており、広がりのある音が出るのが特徴です。
- 複数のアンプサウンドを内蔵し音作りの幅が広い
- ステレオ出力で空間系エフェクトが気持ちよく響く
- USB録音対応でPCへの直録りができる
- 機能の割に価格が手頃
「音作りを楽しみたい」「宅録もやってみたい」という初心者に向いています。
Marshall DSL1CR|本物の真空管サウンドを自宅で
Marshall DSL1CR|本物の真空管サウンドを自宅で
あのマーシャルが出す1W出力の真空管アンプです。
ライブハウスにあるマーシャルと同じ回路構成で、本物の真空管サウンドを自宅で楽しめます。
- 本物の真空管を搭載した本格マーシャルサウンド
- 1Wの低出力で自宅でも扱いやすい音量
- ヘッドホン端子搭載で夜間練習にも対応
- ロック・ハードロック好きのテンションが上がる音
価格は40,000〜50,000円と高めです。
ただし真空管アンプの本物の音を体験したい方には、唯一無二の選択肢になります。
Positive Grid Spark Mini|スマホ連携・バッテリー駆動
Positive Grid Spark Mini|スマホ連携・バッテリー駆動
アプリ連携に特化した次世代型のコンパクトアンプです。
バッテリー駆動なので、どこでも使えるのが最大の魅力です。
- バッテリー内蔵でコンセントなしで使える
- 専用アプリで膨大なプリセットが利用できる
- AIがコードを認識してバッキングを演奏してくれる
- コンパクトで持ち運びやすい
「外出先でも練習したい」「アプリと連携して効率よく練習したい」という方にぴったりです。
Vox Pathfinder 10|基礎を固めたい初心者に
Vox Pathfinder 10|基礎を固めたい初心者に
VOXの10Wのシンプルな練習用アンプです。
実はこれ、筆者が一番最初に買ったアンプです。
歪ませすぎると、自分が上手く弾けているように聞こえてしまいます。
クリーン寄りのアンプで練習すると、ピッキングの粒立ちや音程の正確さがはっきり分かり、地力が上がりやすくなります。
- VOX独特のブリティッシュトーンが手軽に楽しめる
- クリーン寄りのサウンドで基礎練習の精度が上がる
- 操作がシンプルで初心者でも迷わない
- クランチサウンドが特に気持ちいい
- 見た目がおしゃれでインテリアにもなる
「難しい設定は苦手」「ブリティッシュロックが好き」という方はもちろん、まず基礎をしっかり固めたい初心者にこそ使ってほしい1台です。
ギターアンプのよくある質問
自宅練習には何ワットのアンプが必要ですか?
5〜20Wで十分です。
10W以下でも、自宅では「うるさすぎる」と感じるくらいの音量が出ます。
大事なのはヘッドホン端子の有無で、夜間や集合住宅での練習には必須です。
真空管アンプは初心者に向きませんか?
扱いにくい面はありますが、音は本物です。
「マーシャルの音が好き」という明確な目的があるなら、DSL1CRのような低出力真空管アンプから入るのも選択肢になります。
ただしメンテナンスコスト(真空管交換)は頭に入れておいてください。
スタジオのアンプを使えばいいのではないですか?
バンド練習やスタジオ利用なら、JC-120やマーシャルが常設されています。
ただし自宅で毎日練習するなら、自分のアンプがあったほうが上達は早くなります。
音作りを日常的に試行錯誤できるかどうかが、大きな差になります。
アンプとマルチエフェクターはどちらを先に買うべきですか?
最初はアンプを優先してください。
モデリングアンプならエフェクトも内蔵されているため、それ1台で当面は困りません。
音作りを本格的に詰めたくなった段階で、エフェクターを追加するのが効率的です。
まとめ
まとめ
- 自宅練習なら5〜20W・ヘッドホン端子付きが基本条件
- 最初の1台にはモデリングアンプが最もコスパが高い
- デザイン・音質・機能のバランスなら YAMAHA THR10II
- 将来ライブも視野に入れるなら Boss Katana-50 Gen3
- 基礎をしっかり固めたいなら Vox Pathfinder 10
アンプ選びに正解はありません。
ですが「どこで・どんな音で・どのくらいの予算で弾きたいか」を明確にすれば、自然と候補は絞られてきます。
この記事を参考に、自分にぴったりの1台を見つけてください。
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