UAD Paradise Guitar Studio
期間限定セール

UAD Paradise Guitar Studio|50%OFF

★★★★★ 5.0(8件の評価)

ギター用オールインワン・プラグインが期間限定セール中(〜2026年9月30日)

¥34,680 ¥17,280

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています 未分類

リッチー・ブラックモア使用ギター完全ガイド|白いストラトとスキャロップ指板の秘密【2026年版】



ディープ・パープルの「Smoke on the Water」。

あの攻撃的で硬質なストラトの音は、どうやって作られているのでしょうか。

リッチー・ブラックモアのギターには、他のギタリストにはない大きな特徴があります。

筆者
筆者
どうも、ギター歴13年のryoです。学生の頃にHighway Starのソロをコピーしようとして挫折した経験があります。指板が普通のギターと違うと知ったのは、ずっと後のことでした。
指板が違うってどういうことですか?
筆者
筆者
筆者
筆者
フレットの間の木材を削り落とす「スキャロップ加工」です。本人が自分で削ったのが始まりでした。しかも現在はその仕様のシグネチャーモデルが普通に買えます。
  • ES-335から白いストラトキャスターに乗り換えた経緯
  • スキャロップ指板を自分で削った理由と、その弾き心地
  • 現行のFenderシグネチャーモデルの詳しい仕様
  • Marshall Major 280WからENGL E650までのアンプ遍歴
  • テープレコーダーをプリアンプにした独特のエフェクト術

コンテンツ 非表示

リッチー・ブラックモアとは|ハードロックの様式を作った男

1945年4月14日、イングランドのウェストン・スーパー・メア生まれです。

11歳で父親からギターを与えられました。

条件はクラシックギターのレッスンを受けることでした。

約1年間そのレッスンに通っています。

15歳で学校を中退しました。

ヒースロー空港で無線技師の見習いとして働きはじめます。

その後はプロデューサーJoe Meekのセッションマンとして活動しました。

インストバンドThe Outlawsのメンバーでもありました。

1968年にディープ・パープルを結成します。ブラック・サバス、レッド・ツェッペリンと並ぶ英国ハードロックの先駆けとなりました。1975年にはレインボーを結成。1997年からは妻のキャンディス・ナイトとBlackmore's Nightを続けています。ルネサンス音楽を取り入れたフォークロック路線で、現在も活動中です。

リッチー・ブラックモア 使用機材年表

出来事
1945年 イングランド・ウェストン・スーパー・メアに誕生
1968年 ディープ・パープル結成、1961年製Gibson ES-335が主力
1960年代後半 ストラトキャスターへ転向
1970年 Vox AC30からMarshallへ、Major 200Wを280Wに改造
1970年代前半 自らスキャロップ加工を施した指板を使いはじめる
1974年頃 Hornby Skewesのブースターから改造Aiwaテープレコーダーへ
1975年 レインボー結成
1994年 ENGLのアンプを使いはじめる
1997年 Blackmore's Nightを結成、現在も活動中

リッチー・ブラックモア 使用ギター一覧

ギター 年代 特徴
Höfner Club 50 10代 最初期の1本
Gibson ES-335 TD 1960年代 1961年製チェリーレッド、Bigsby搭載
Fender Stratocaster 1960年代後半〜 白いストラト、後にスキャロップ加工
Fender Ritchie Blackmore Strat 現行 本人監修シグネチャー

Gibson ES-335|ディープ・パープル初期の相棒

ブラックモアの最初のギターはHöfner Club 50でした。

15歳頃から弾きはじめたとされています。

プロとしての主力になったのはGibson ES-335です。

1961年製のチェリーレッド個体を使っていました。

60年代半ばにBigsbyビブラートを追加する改造も施しています。

ディープ・パープル第1期(1968年〜)でもこのES-335が主役でした。

当時の組み合わせはVox AC30とHornby Skewesのトレブルブースターです。

筆者
筆者
ブラックモア=ストラトの印象が強いので、出発点がセミアコだったのは意外でした。ES-335の甘い中域から、あの硬質なストラトの音に行き着いたわけです。

ES-335を選んだギタリストは他にもいます。

ES-335使用ギタリスト7選|ラリー・カールトンも愛した名手の系譜

「ES-335ってどんなギタリストが使っているの?」「自分のジャンルに合うか知りたい」——そんな疑問にこの記事で答えます。 ES-335を愛用する有名ギタリスト7名とその使用個体 ブルース・ジャズから ...


白いストラトキャスターへの転向

転機はジミ・ヘンドリックスの演奏を見たことでした。

ストラトキャスターの可能性に気づいたといいます。

決定的だったのはエリック・クラプトンのローディーとの出会いです。

ブラックモア本人の証言によると、クラプトンのローディーがストラトを持ってきました。「そのギターを売る気はある?」と尋ねたところ、「60ポンドで売るよ」と返ってきたそうです。この1本からストラトの音に惚れ込みました。

以降は白いストラトキャスターが彼の象徴になります。

ラージヘッドの70年代モデルを好んで使いました。

ストラトを象徴する他のギタリストはこちらにまとめています。

【2026年最新版】ストラトキャスターを象徴するギタリスト20選|名演・使用モデル・音作りまで完全解説

Fender Stratocasterは1954年に登場しました。 ロック・ブルース・ファンク・ポップスまで、あらゆるジャンルで使われてきた定番エレキギターです。 「ストラトキャスターを代表するギタリ ...


スキャロップ指板|ブラックモア最大の特徴

そもそもスキャロップ指板とは

フレットとフレットの間の指板材を、U字に削り落とした加工です。

指が指板の木部に触れません。

弦だけを押さえる状態になります。

項目 スキャロップ指板の特性
チョーキング 軽い力で大きく音程を上げられる
ビブラート 指の動きがダイレクトに音程へ伝わる
注意点 押さえすぎると音程が上ずる
向き不向き 繊細なタッチコントロールが必要

ブラックモアが自分で削った

1971年のリフレット作業の際、自ら指板を削ったとされています。

サンバーストのストラトが最初の1本でした。

背景にはリュート音楽への傾倒があります。

彼は12弦のリュートも演奏していました。

その楽器の指板形状を参考にしたと語られています。

自分のギターを削るって、かなり勇気がいりますよね。
筆者
筆者
筆者
筆者
当時は既製品がなかったので、自分で作るしかなかったんです。今はシグネチャーモデルで同じ仕様が最初から手に入ります。

Fender Ritchie Blackmore Stratocaster|現行の本人監修モデル

本人監修のシグネチャーモデルは現在も生産されています。

70年代の愛器を土台にした仕様です。

  • 指板:ローズウッド、グラデュエイテッド・スキャロップ加工
  • ピックアップ:Seymour Duncan Quarter Pound Flat SSL-4
  • 中間ピックアップ:配線されていないダミー仕様
  • ペグ:70年代スタイルの「F」刻印
  • フレット:21本、指板Rは7.25インチ
  • カラー:オリンピックホワイト

スキャロップは「グラデュエイテッド」

全フレット均一に削られているわけではありません。

低音弦側は4〜5フレット付近から浅く始まります。

G・B・1弦側は最初から削られています。

ハイポジションに向かうほど深くなる設計です。

この「途中から深くなる」加工が絶妙です。ローポジションのコードワークでは違和感が少なくなります。それでいてソロを弾くハイポジションでは、スキャロップの恩恵をしっかり受けられます。

中間ピックアップがダミーである理由

本人が実機の中間ピックアップを使っていませんでした。

その仕様をそのまま再現しています。

見た目は3シングルですが、実際に鳴るのは2基です。

筆者
筆者
ダミーをわざわざ載せるのは、見た目の再現だけが理由ではありません。ルックスを保ちつつ、本人と同じ2ピックアップの挙動になります。徹底ぶりが伝わってきます。

アンプ遍歴|VoxからMarshall、そしてENGLへ

初期:Vox AC30

セッション時代とディープ・パープル最初の2年はVox AC30でした。

温かく自然に歪むトーンを気に入っていたといいます。

Marshall Major|世界一ラウドなマーシャル

1970年にMarshallへ移行します。

スラントキャビの見た目にも惹かれたそうです。

彼はJim Marshallに「もっと大きな音が欲しい」と直談判しました。技術者のKen CleggとKen Branが200WのMarshall Majorを改造します。結果として280Wまで出力を引き上げました。Marshall史上最もラウドなアンプとして知られています。またVoxの回路をMarshallの筐体に隠し、Majorへスレーブさせていたという証言もあります。

現在:ENGL E650 Ritchie Blackmore Signature

1994年以降はENGLのアンプを使っています。

コネチカット在住時に友人から紹介されたのがきっかけでした。

後に本人監修のE650が登場します。

100Wチューブヘッドで、2チャンネルを4種の音色として扱えます。

こちらも現行品として販売中です。

自宅練習用のアンプ選びはこちらを参考にしてください。

【2026年版】初心者向けギターアンプおすすめ7選|自宅練習・用途別に選び方を解説

この記事で分かること おすすめギターアンプ7選の比較表 初心者がアンプを選ぶ3つのポイント(ワット数・タイプ・機能) 真空管・トランジスタ・モデリングの違い YAMAHA THR・Boss Katan ...


エフェクター|テープレコーダーをプリアンプにした男

Hornby Skewes トレブルブースター

1960年代から1974年頃まで使用していました。

目的は高域を足すことだけではありません。

アンプを歪ませるためのブースターとして機能させていました。

改造Aiwa TP-1011 テープレコーダー

1974年頃からはこちらが主役になります。

民生用のテープデッキを改造したものです。

エコーとディレイを生み出す役割を担いました。

同時にプリアンプとしても使われています。

テープレコーダーをエフェクターにしたんですか?
筆者
筆者
筆者
筆者
当時はテープエコーが一般的でした。ただプリアンプ代わりに使う発想はかなり独特です。あの粗さと存在感は、こういう機材選びから生まれています。

Moog Taurus ベースペダル

ライブのソロパートで使用していました。

足で操作するアナログシンセサイザーです。

重低音を足して音の厚みを作っていました。


ブラックモアの音に近づく3つのポイント

step
1
ストラトのリアではなくフロント寄りを使う

攻撃的な印象とは裏腹に、太いフロント寄りの音も多用します。

ピックアップ選択は曲ごとに切り替えてみてください。

step
2
歪みは足さずアンプを追い込む

彼の歪みはブースターでアンプを押した結果です。

歪みペダル単体で作った音とは質感が変わります。

クリーン〜クランチにブースターを足す発想が近道です。

step
3
スキャロップは「握らない」

強く押さえると音程が簡単に上ずります。

弦に触れる最小限の力で止めるのがコツです。

⚠️ 注意:スキャロップ加工は元に戻せません。手持ちのギターを削る前に、シグネチャーモデルや中古の加工済み個体で感触を確かめてください。

使用弦・ピック・メンテナンス

スキャロップ指板では弦の張力が弾き心地に直結します。

ゲージ選びは慎重に試してみてください。


ギターピックおすすめ10選|形状・厚さ・素材の選び方【2026年版】

「ピックなんて何でもいいでしょ?」 そう思っているなら、一度ピックを変えてみてほしい。きっと驚くはずだ。 ピック1枚で、弾き心地も音もまるごと変わる。 選ぶポイントは「形状・厚さ・素材」の3つだけ。 ...

指板が削られている分、日頃の手入れも重要になります。

ギターメンテナンス用品おすすめ10選 アイキャッチ
ギターメンテナンス用品おすすめ10選|指板オイル・ポリッシュ・フレット磨きの選び方

ギター情報ブログ「ヤツのギター」へようこそ! タイプ別おすすめ4選 Dunlop 654 Formula 65:ボディの艶出しはまずこれ。定番のポリッシュ&クリーナー MusicNomad F-ONE ...


そろそろ、本気でギターと向き合ってみませんか?

筆者
筆者
Highway Starのソロを独学でコピーしていた頃、運指もビブラートも自己流でした。

クラシカルなフレーズを正確に弾きたいなら。

独学より一歩早く近づける方法があります。

オンラインギターレッスンおすすめ3選で、あなたに合うスクールを比較してみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. リッチー・ブラックモアのシグネチャーモデルは買えますか?
A. はい、Fenderの現行ラインナップとして販売中です。スキャロップ指板とダミー中間ピックアップまで再現されています。

Q. スキャロップ指板は初心者でも弾けますか?
A. 弾けますが慣れは必要です。押さえる力が強いと音程が上ずります。逆にチョーキングやビブラートは軽い力で操作できます。

Q. 中間ピックアップがダミーなのはなぜですか?
A. 本人が中間ピックアップを使っていなかったためです。ルックスを保ちながら本人と同じ挙動を再現しています。

Q. 現在はどんなアンプを使っていますか?
A. 1994年以降はENGLを使用しています。本人監修のE650 Ritchie Blackmore Signatureが現行品です。

Q. 今も現役で活動していますか?
A. はい。1997年結成のBlackmore's Nightで活動を続けています。ルネサンス音楽を取り入れたフォークロック路線です。


まとめ:リッチー・ブラックモアの機材

  • 出発点は1961年製Gibson ES-335。ディープ・パープル初期の主力だった
  • ヘンドリックスに影響され白いストラトキャスターへ転向
  • 最大の特徴は自ら削ったスキャロップ指板。リュート音楽の影響がある
  • 現行のFenderシグネチャーはダミー中間ピックアップまで再現
  • アンプはVox AC30→280W改造Marshall MajorENGL E650と変遷
  • エフェクトは改造Aiwaテープレコーダーをプリアンプ兼用にする独自解

ブラックモアの機材選びには一貫した姿勢があります。

既製品で満足せず、自分の音のために手を入れることです。

指板を削り、アンプまで改造させました。

テープデッキをプリアンプに転用したのも同じ発想です。

いま私たちはその結論だけをシグネチャーモデルとして買えます。

まずはスキャロップの感触を一度体験してみてください。

-未分類