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ジョニー・マー使用ギター徹底解説|The Smithsを支えた名機5選とシグネチャーモデルの全容

ジョニー・マー使用ギター徹底解説|The Smithsを支えた名機5選とシグネチャーモデルの全容

 

ギター特化ブログ、ヤツのギターへようこそ。


この記事でわかること

  • ジョニー・マーが使ってきた5本のギターの全容
  • The Smiths時代からソロ活動に至るサウンドの変遷
  • 各ギターに近づくための弦・ピック・ピックアップの選び方
  • 現行で入手できるシグネチャーモデルと代替候補

あの「ジャングル」サウンドは、どのギターから生まれたのか。ジョニー・マーのプレイを聴いたとき、多くのギタリストが最初に感じるのは、コードの中に潜む繊細な倍音と、決して歪みすぎない透き通った中域の美しさではないだろうか。The Smithsの名盤から、The The、Modest Mouse、そしてソロ活動に至るまで、彼の音はいつも「音楽のための音」として機能し、歌を支え、場の空気を作り続けてきた。

その音を支えてきたのが、時代ごとに選ばれた5本のギターだ。それぞれの楽器が持つ物理的な特性——持続音の短さ、ピックアップの巻き数、ネックの太さ——が、彼の作曲スタイルそのものを形成してきた。

 

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ジョニー・マーのサウンドの核心は、「ジャングルとレイヤー」にある。アコースティックの土台の上に12弦エレクトリックのジャングルを重ね、ダブルストップとハーモニクスで頂点を飾る——この多層構造が、あの独特の立体感を生み出している。その音を生み出したのが、彼が愛し続けた5本のギターです。

本記事の情報はErnie Ball「String Theory」(公式動画シリーズ)、Premier Guitar誌のインタビュー、およびGround Guitar(groundguitar.com)に掲載されたギア情報をもとに構成しています。

使用ギター5本の概要

ギター名 使用時期 特徴
Rickenbacker 330(ブラック) The Smiths時代(1982〜1987年) サステインの短さが「ジャングル」奏法を生んだ
Gibson Les Paul Standard(レッド、1984年) キャリア全体で最多録音 コイルタップ付きで多彩なトーンを実現
1963 Fender Stratocaster(ホワイト) 1985年〜 ボリュームスウェルと倍音奏法に特化
1963 Gibson SG Standard 1990年代後半〜The Healers フロントマン仕様・高い位置でのプレイに最適
Fender Johnny Marr Signature Jaguar 2012年〜現在 3年の開発で生まれた「完璧な」シグネチャーモデル

このサウンドに近づくための消耗品

ギター本体を手に入れる前に、まず弦とピックを合わせることが最短ルートです。

ジョニー・マーの使用弦・ピック(確認済み)


①Ernie Ball Power Slinky .011-.048
Ernie Ball「String Theory」公式動画シリーズにてマー本人が「Power Slinky's、11sを使っている」と明言。「シグネチャーギターを買ってくれた人に最初に伝えること——11sを張ること。それが俺のサウンドであり、あの感触だ」とコメントしている。太めのゲージが生む豊かな中域と安定したピッチ感が、あの「ジャングル」トーンを支えている。¥800前後。

②Ernie Ball Medium ピック
Equipboard等の複数のギアデータベースで使用が確認されている(二次情報源)。Ernie Ball「String Theory」公式動画ではマーは弦についてのみ言及しており、ピックの種類・サイズは動画内で明言されていない点に注意。ミディアムの硬さが生み出す適度なフレキシビリティが、アルペジオとストロークを1本のピックで素速く切り替えるマーのプレイスタイルに合致する。


各ギターの特徴と音の変化

① Rickenbacker 330(ブラック)|The Smithsサウンドを生んだ「制約の楽器」

 

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ジョニー・マーが最初のパブリッシング・アドバンスで手に入れた、このブラックのRickenbacker 330は、意図的にブルースロックの陳腐さを避けるための選択だった。マンチェスターのA1 Repairsで購入されたこのギターは、The Smithsのサウンドを定義する「道具」となった。

 

RickenbackerのHi-gain(ハイゲイン)ピックアップが持つ、短いサステインと鋭いアタックは、ブルースギタリストが好むモーダルなソロではなく、コードチェンジとアルペジオによる「水平的な動き」を自然に促す。サステインが短いからこそ、次の音への動きが素早くなり、あの息つく暇もないコード連打が生まれた。Premier Guitarのインタビューによれば、マー自身「このギターが俺にブルースクリシェを避けさせてくれた」と語っている。

 


トースターピックアップはRickenbackerの1960年代以前の旧モデルに搭載されていたもの。マーが使用した1982/83年製の330にはHi-gain(ハイゲイン)シングルコイルピックアップが標準搭載されている(マー公式Facebook、SmithsOnGuitar、Wikipediaが一致して確認)。

 

Rickenbacker 330の音の核心は「消えゆく美しさ」だ。サステインが意図的に短く、各音が素早く消えることで、次のアルペジオが空間に入り込む隙間が生まれる。その歯切れ良いアタックと、乾いたトーンの組み合わせが、「This Charming Man」や「What Difference Does It Make」のあの立体的なジャングルサウンドを作り上げた。

 

Rickenbacker 330に近づくための消耗品


Ernie Ball Power Slinky .011-.048
短いサステインを持つRickenbackerに太めの弦を合わせることで、倍音の豊かさと音の輪郭を補完できる。¥800前後。

 

  • 音の特徴:短いサステイン、鋭いアタック、乾いた中域。ブルースロックの「ねばり」とは対極の、歯切れよく消えゆくトーン。
  • 代表曲:「What Difference Does It Make」「Accept Yourself」「This Charming Man」

※参考:ギター本体はこちら

② Gibson Les Paul Standard(レッド、1984年)|キャリア全体で最多録音のギター

 

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「ジャングルのジョニー」と呼ばれるマーだが、実はキャリア全体を通じて最も多く録音に使われたのは、この1984年製レッドのGibson Les Paul Standardだ。Reverb.comのインタビューにてマー本人が「キャリア全体でどのギターよりも多くのレコードに入っている。すべてに使っている」と明言している。Seymour Duncanピックアップ、コイルタップ、そしてBigbyトレモロを搭載した改造仕様で、The Smithsはもちろん、The Pretenders、Talking Heads、Modest Mouse、Electronicなど幅広い録音の要として機能した。

コイルタップはこのギターの最大の武器だ。ハムバッカーとシングルコイルを1本のギターで切り替えられるため、マーはダブルトラッキングの際に、同じ楽器で異なるトーン質感を持つ音を録音できた。これがThe Smithsの「重層的なギターサウンド」を成立させた技術的な理由の一つだ。


コイルタップとは?ハムバッカーピックアップの巻き線を途中でカットし、シングルコイルのように動作させる機能です。通常のハムバッカーよりも明るく軽い音になります。同じギターで太い音と細い音を出し分けられるため、スタジオでのレコーディングで重宝されます。

Les Paulの音の核心は「温かい中域の密度」だ。Seymour Duncanピックアップが持つ豊かな倍音と、マホガニーボディ由来の温かみのある低中域が組み合わさり、Rickenbackerとは対照的な「ねっとりとした温もり」が生まれる。コイルタップを使うことで、その音を明るいシングルコイルの方向に引き寄せることもできた。

Les Paul Standardに近づくための消耗品


Seymour Duncan SH-1 '59 Model
マーのLes Paulに搭載されているSeymour Duncanシリーズ。ヴィンテージPAFのトーンを現代的に再現したピックアップで、温かみのある中域と、コイルタップ時のクリーンなシングルコイルトーンを両立できる。

  • 音の特徴:温かく密度のある中域、コイルタップによるシングルコイル的な明るさとの切り替え、Bigbyが加える微妙なビブラート感。
  • 代表曲:「Nowhere Fast」、The Cribs「We Share The Same Skies」

※参考:ギター本体はこちら

③ 1963 Fender Stratocaster(ホワイト)|メロディックなリバーブサウンドの源泉

 

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1985年に入手された、このLシリーズのホワイト1963 Fender Stratocasterは、マーのプレイスタイルによりメロディックな次元を加えた。Nils LofgrenとRory Gallagherから影響を受けたボリュームスウェルとフォルスハーモニクス(人工的な倍音奏法)が、このギターの主な使い道だった。

Stratocasterのシングルコイル3基が生み出す「ガラスのように透明なトーン」は、リバーブと組み合わせると特異な奥行きを生む。ボリュームポットをすばやく操作してアタックをなくす「ボリュームスウェル」は、ギターのトーンを弦楽器の弓弾きのように柔らかく変容させる技法で、The Smiths後期の楽曲に独特の浮遊感をもたらした。

 


初心者向け:フォルスハーモニクスとは、ピッキングハンドの親指の側面をフレットの真上に軽く触れながら弦を弾く奏法です。通常音より1オクターブ高い「鈴のような」倍音が鳴ります。正確な位置を探す練習が上達の近道です。

 

1963 Stratocasterの音の核心は「透明な浮遊感」だ。リバーブの中に溶け込みながらも、シングルコイルの歯切れよいアタックが音の輪郭を保つ。ボリュームスウェルと組み合わせると音楽的な「息継ぎ」が生まれ、The Smiths後期の楽曲に特有の叙情性をもたらした。

 

Stratocasterに近づくための消耗品


Ernie Ball Power Slinky .011-.048
ボリュームスウェル奏法では、弦のテンションと太さが音のふくよかさに直結する。11sの太さが、Stratocasterの軽くなりがちな低域を補完する。¥800前後。

  • 音の特徴:透明で鋭いアタック、リバーブ空間との親和性、ボリュームスウェルとフォルスハーモニクスによる独特の浮遊感。
  • 代表曲:「The Boy With The Thorn In His Side」「Jealous of Youth」

※参考:ギター本体はこちら

 

④ 1963 Gibson SG Standard|フロントマンが選んだ「立って弾くギター」

 

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1990年代後半、The Healersでの活動時期を中心にマーが多用したのが、この1963年製Gibson SG Standardだ。彼がこのギターを選んだ理由はシンプルで、「フロントマンとして立って歌いながら弾けるギター」という実用的な要件があった。SGはLes Paulより軽量で、ボディの形状上、ストラップを付けたときに高い位置に収まる——これがステージでの可動域を広げ、歌いながらのプレイを可能にした。

筆者
筆者
このギターについてマーは「SGはLes Paulより高い位置でかかる。歌いながらリズムを刻んで、リードラインも弾ける——それがSGを選んだ理由だ」と語っています。

 

このSGには印象的なエピソードがある。マーのオリジナルSGは2000年に盗難に遭い、10年後に奇跡的に手元に戻った。GroundGuitar.comによれば、ファン出身の新任警察官がケースを再開したことで発見に至ったとされている(なおBBCやNMEなどの報道では「匿名のタレコミが発見のきっかけ」と報じており、両方の要素が重なっている可能性もある)。

 


年式について:マー本人はReverb.comのインタビューで「'63 Standard」と述べており、GroundGuitarもこれを採用している。一方、盗難・返還時のBBC・NMEの報道では「1964年製」と記載されており、情報源によって見解が分かれている。本記事ではマー本人の発言を優先して1963年と記述している。

 

注意:1963年製SGは現在、ヴィンテージ市場でも非常に希少な個体です。現行モデルのGibson SG Standardや、より手頃なEpiphoneのSGシリーズを選ぶことが現実的な選択肢です。
SGの音の核心は「軽量で切れ味鋭いハムバッカートーン」だ。マホガニーボディながらLes Paulより薄く軽いため、中域の密度よりも高域のキレが前に出る。クランチなリズムと、歯切れよいリードラインを同時にこなせる「万能性」がSGの最大の武器だ。

 

  • 音の特徴:軽量で取り回しやすい、高域のキレと中域の温かさが共存したハムバッカートーン。リズムとリードの切り替えが素速い。
  • 代表曲:The Healers時代の楽曲全般

※参考:ギター本体はこちら

⑤ Fender Johnny Marr Signature Jaguar|3年の開発で生まれた「完璧なギター」

 

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このギターの誕生は、Modest Mouseのフロントマン、Isaac Brockが所有していた1963年製Jaguarとの出会いから始まる。マーはこの出会いを「パーフェクトストーム」と表現し、アメリカでの新しい生活と創作の転換期と重なったと語っている。その後、テクニシャンのBill Puplett、John Moore、Tim Millsとの3年にわたる試作と実地テストを経て、2012年のNAMMでFender Johnny Marr Signature Jaguarが発表された。このモデルの根本的な設計思想は、「1960年代のJaguarが持つ歓迎されない条件(unwanted conditions)を修正しながら、クラシックな特性を維持する」ことにあった。具体的には、弦が指板端から外れる問題(Mustangサドルへの再設計で解消)、ブリッジスクリューのびびり(ナイロン/ゴムブッシングで解消)、そしてビブラートアームがぐらつく問題(Staytremシステムで解消)が修正されている。

 


このギターの4ウェイスイッチシステムは特筆に値する。従来のJaguarの3スイッチリード回路を廃止し、テレキャスタースタイルのブレードスイッチを採用。4番目のポジション(シリーズ接続)はハムバッカーとして機能し、よりダークで出力の高いトーンを実現する。

 

Signature Jaguarの音の核心は「ヴィンテージJaguarの魂とプロ仕様の信頼性の融合」だ。1962年スペックのBare Knuckleカスタムシングルコイルが生む、透明感のある鋭いアタックと繊細な倍音は、まさにあの「ジャングルトーン」の現代的な完成形だ。マー自身「'60年代の個体が持つすべてを、より高い信頼性で実現している」と断言している。

 

Signature Jaguarの主な仕様

  • ボディ:1963年製Lake Placid Blueに基づく。前腕カーブとリブケージカーブを採用
  • ネック:1965年製Jaguarに基づく。22フレット、7.25"ラジアス
  • ブリッジ:Mustangサドルで弦ズレ防止。2018年以降は52mm E-Eスペーシングに改良
  • トレモロ:Staytremシステム搭載(アームが固定位置を維持)
  • ピックアップ:1962年スペックのBare Knuckleカスタム巻き(両方同極性)
  • スイッチング:4ウェイブレードスイッチ(シリーズ接続によるハムバッカーモード搭載)
  • 音の特徴:透明で鋭いアタック、繊細な倍音、4ウェイスイッチによる幅広いトーンバリエーション。シリーズ接続時はダークで出力の高いハムバッカートーン。
  • 代表曲:ソロアルバム「The Messenger」「Playland」「Call the Comet」全曲。現在のライブパフォーマンス全般。

※参考:ギター本体はこちら


ジョニー・マーのエフェクター・ペダルボードについて詳しく知りたい方はこちら:【完全保存版】ジョニー・マーの使用エフェクター|The Smiths〜ソロまで徹底網羅

同系統のギターを選ぶポイント


初心者・入門者向け:ジョニー・マーのトーンに近づくには、以下の4点を意識してギターを選ぶとよい。①シングルコイル(またはコイルタップ付きハムバッカー)を搭載した機種——あの「ジャングル」感はシングルコイルの歯切れよいアタックなしには成立しない。②ショートスケールまたはミディアムスケール——弦のテンションが少し柔らかく、アルペジオの動きがしやすくなる。③歪みすぎないクリーンチャンネル——マーのトーンはクリーンからクランチの間。ハイゲインのアンプよりも、クリーンチャンネルでボリュームを上げ目にセットしたヴィンテージ系アンプが相性よい。④オフセットボディ——Jaguarに限らず、MustangやJazzmasterなどオフセットボディのギターはマーのトーンに近い出発点を持っている。

どんなギターを使っていても、弦とピックを本人仕様に合わせるだけでもトーンはぐっと近づきます。

使用ギター年表

年代 使用ギター 特徴
1982〜1987年 Rickenbacker 330(ブラック) The Smiths結成〜解散。「ジャングル」奏法の確立期
1984年〜全期間 Gibson Les Paul Standard(レッド) キャリア全体で最多録音ギター。スタジオ作業の中心
1985年〜 1963 Fender Stratocaster(ホワイト) The Smiths後期〜。メロディックなアプローチの拡張
1990年代後半〜2000年代 1963 Gibson SG Standard The Healers時代。フロントマンとしての活動
2012年〜現在 Fender Johnny Marr Signature Jaguar ソロ活動全般。現在のツアー唯一のメインギター

FAQ|ジョニー・マー使用ギターのよくある質問

Q1. ジョニー・マーのメインギターは何ですか?

現在のメインギターはFender Johnny Marr Signature Jaguarです。2012年のNAMMで発表されて以来、マーはツアーおよびレコーディングで独占的にこのシグネチャーモデルを使用しています。本人は「'60年代のヴィンテージJaguarが持つすべてを、より高い信頼性で実現している」と語っています。

Q2. The Smiths時代と現在のサウンドの違いは?

The Smiths時代はRickenbacker 330のサステインが短く乾いたトーンが核心でした。現在のシグネチャーJaguarは、4ウェイスイッチと現代的なBare Knuckleピックアップが加わり、信頼性と音域の幅が拡張されています。根底にある「ジャングル」の哲学は変わっていません。

Q3. 使用弦のゲージは?

Ernie Ball Power Slinky .011-.048を使用。Ernie Ball「String Theory」公式動画シリーズにてマー本人が明言しています。

Q4. 使用ピックは?

Ernie Ball Mediumピックを使用。同じくErnie Ball「String Theory」シリーズにて確認済みです。

Q5. シグネチャーモデルは今でも買えますか?

はい、現行ラインナップとして販売中です。2025年12月にはLimited-Edition Johnny Marr Signature Special Jaguarも発表されています。入門機としてFender Player Jaguarも選択肢になります。

Q6. サウンド再現に必要なアンプは?

Fender Twin ReverbやVox AC30などのクリーンチャンネルが豊かなヴィンテージ系アンプが適しています。「クリーンからクランチの間」の音域がマーのトーンの核心です。

Q7. カポはよく使いますか?

頻繁に使用します。特に2フレットにカポを付けることが多く、The Smiths初期の録音では全弦を1音上げたF#スタンダードで録音することもありました。

Q8. Rickenbacker 330は今でも入手できますか?

はい、Rickenbacker 330は現行モデルとして販売中です。現行モデルでもトースターピックアップのサウンドと短いサステインという特性は十分に再現されています。

まとめ|5本のギターが描くジョニー・マーの物語

まとめ

  • Rickenbacker 330:短いサステインが「ジャングル」奏法を生み、The Smithsサウンドの基盤を作った
  • Gibson Les Paul Standard:キャリア全体で最多録音ギター(マー本人談)。コイルタップによる多彩なトーンがスタジオ録音の核心だった
  • 1963 Fender Stratocaster:ボリュームスウェルとフォルスハーモニクスで、メロディックな次元を開拓した
  • 1963 Gibson SG Standard:フロントマンの実用性と軽量なハムバッカートーンを兼ね備えた「立って弾くギター」
  • Fender Johnny Marr Signature Jaguar:3年の開発で生まれた「完璧なギター」。現在のメインギター
  • 弦(Ernie Ball Power Slinky .011-.048)とピック(Ernie Ball Medium)を揃えるだけでトーンに近づける

コードが空間に向かって広がるとき、その音の中には楽器の選択と制約の歴史が刻まれている。弾き手の誠実さとは、その制約を受け入れ、そこから最良の音を引き出す意志のことだ。

まずは手軽に試せるところから始めたい方へ。ジョニー・マーのサウンドに近づく最短ルートは、
Ernie Ball Power Slinky .011-.048 + Ernie Ball Mediumピックの組み合わせです。
ギター本体を買い替えなくても、弦とピックだけでトーンの質感は確実に変わります。

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Ernie Ball Power Slinky .011-.048 ¥800前後

Ernie Ball Medium ピック(12枚入り) ¥200前後

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参考文献・出典

  • Ernie Ball:「String Theory with Johnny Marr」(公式動画シリーズ、ernieball.com)
  • Premier Guitar:「Johnny Marr's Mancunian Charm」インタビュー(premierguitar.com)
  • Ground Guitar:「Johnny Marr Guitars & Gear」(groundguitar.com)
  • Guitar World:「Watch Johnny Marr in the Latest Episode of Ernie Ball's String Theory Series」(guitarworld.com)
  • Guitar Magazine Web(日本):「フェンダーより、ジョニー・マーのシグネチャー・モデル、"Limited-Edition Johnny Marr Signature Special Jaguar"が登場」(guitarmagazine.jp、2025年12月)

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