こんな人に読んでほしい
・ジミー・ペイジがどんなギターを使っていたか知りたい人
・レスポール・テレキャスター・ダブルネックの違いを整理したい人
・ペイジのサウンドに近づけるギターを探している人
この記事で分かること
- ジミー・ペイジが年代ごとに使用したギターの全貌
- 各モデルが使われた代表曲とサウンドの特徴
- ビンテージが入手困難な今、狙える代替モデル
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)が使っていたギターって、結局どれが一番有名なんだろう。
レスポール? テレキャスター? それともあのダブルネック?
ツェッペリンのアルバムやライブ映像を見てみてください。
曲ごとにまったく違うギターを手にしているペイジの姿が印象的です。実はその使い分けこそが、Led Zeppelinのサウンドの幅広さを支えていました。
本記事ではジミー・ペイジが実際に使用したギターを年代ごとに整理します。
信頼できる海外ソースが根拠です。
Guitar WorldやPremier Guitarなどを参照しました。
The Chief's Guitarsも参考にしています。現在入手困難なモデルの代替候補や購入先についても解説します。
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ジミー・ペイジ使用ギター年表|主要モデルを一覧化
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→ ジミー・ペイジのエフェクター・機材を徹底解説
| 年代 | 使用ギター | 特徴・代表曲 |
|---|---|---|
| 1966–1968 | Fender Telecaster(ドラゴンペイント) | ヤードバーズ後期~Zep初期。「Dazed and Confused」などで使用 |
| 1969– | Gibson Les Paul Standard #1(1958/59年製 諸説あり) | ジミー・ペイジの象徴的な愛機。「Whole Lotta Love」で使用 |
| 1962–1970 | Gibson Les Paul Custom "Black Beauty"(1960年製 3PU) | セッション時代からZep初期まで使用。1970年に盗難に遭い行方不明 |
| 1971– | Gibson EDS-1275 ダブルネック | 「Stairway to Heaven」などで使用。ライブの象徴的な存在 |
| 1971–1979 | Danelectro 3021 | 「Kashmir」などオープンチューニング曲で使用 |
| 1970年代 | Martin D-28 / Gibson J-200 | アコースティックセットや録音で多用。「Going to California」など |
年代ごとの使用ギター解説
1966〜1969年|Fender Telecaster "Dragon"
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ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリン初期に愛用していたのが、Fender Telecasterです。
もともとは1966年、ヤードバーズ時代にジェフ・ベックから譲り受けた一本です。
ボディにはペイジ本人がドラゴンのペイントを施しました。
そこから「Dragon Telecaster」と呼ばれています。
代表的な使用曲は「Dazed and Confused」です。
「Good Times Bad Times」などでも聴けます。Zepデビュー時の攻撃的かつシャープなリフは、このテレキャスターから生み出されました。
シャープで切れ味のあるトーンでした。
「Dazed and Confused」初期ライブ映像の音と重なります。ペイジがなぜこれを選んだか、弾いてみて初めて納得できます。
1969年以降|Gibson Les Paul Standard #1(1958/59年製 諸説あり)
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ペイジを象徴する一本がGibson Les Paul Standardです。
通称"Number One"と呼ばれています。
一般的には1959年製とされています。
ただしペイジ本人は「'58年後半か'59年初期」と語ったこともあり、製造年には諸説あります。
太く粘りのあるサステイン。
そしてレスポール特有の中域の押し出し。
これがZepサウンドを決定づけました。特に「Whole Lotta Love」「Heartbreaker」が代表例です。
これらの音はこのレスポールによるものです。
1962〜1970年|Gibson Les Paul Custom "Black Beauty"(1960年製 3PU)
ペイジがセッション・ギタリスト時代(1962〜1967年)に愛用した一本があります。
1960年製 Gibson Les Paul Custom(3ピックアップ仕様)です。
通称"Black Beauty"と呼ばれます。
Led Zeppelin初期のライブやレコーディングでも使用されました。
しかし1970年4月、アメリカツアー移動中の空港で盗難に遭います。
ミネアポリス=セントポール空港での出来事で、その後長らく行方不明となりました。
2015年にペイジの元に戻りました。
2019年にはニューヨークのメトロポリタン美術館(The Met)で公開されています。
参考:LedZepNews「Yes, that really is Jimmy Page's Black Beauty guitar in The Met」(2019年4月8日)
1971年〜|Gibson EDS-1275 ダブルネック
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ジミー・ペイジのステージを象徴するのが、赤いGibson EDS-1275 ダブルネック。
12弦と6弦を切り替え可能なモデルです。
「Stairway to Heaven」をはじめとする大作で欠かせない存在となりました。
ライブ映像での印象的な姿は、多くのギタリストに影響を与えています。
1971〜1979年|Danelectro 3021
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変則チューニング曲で活躍したのが、Danelectro 3021。
特に「Kashmir」や「In My Time of Dying」が好例です。
このギターのスリムで独特なサウンドが活かされています。
ペイジはオープンチューニングを駆使して、幻想的かつヘヴィなリフを生み出しました。
1970年代|アコースティックギター(Martin D-28 / Gibson J-200)
ペイジはエレクトリックだけでなく、アコースティックでも数々の名演を残しています。
特にMartin D-28が知られています。
「Going to California」のイントロで使用されました。
「Stairway to Heaven」でも同様です。Gibson J-200もレコーディングで活躍しました。
力強いストロークと繊細なアルペジオ。
その両面を表現できるアコギの選択がZepサウンドの幅を大きく広げました。
入手困難モデルと代替候補
ビンテージ・レスポールは入手困難
ジミー・ペイジの代名詞が1958/59年製 Gibson Les Paul Standardです。
現在は市場で数千万円クラスの価値が付いています。
一般のギタリストが入手するのはほぼ不可能です。
中古市場でも出回ることは極めて稀で、状態の良い個体はコレクターズアイテムとして扱われています。
シグネチャーモデルという選択肢
Gibson Customからも出ています。
過去にJimmy Page Signature Les Paulが限定生産されました。中古市場やGibson USAの流通在庫から探すことになります。
これらは本人仕様を忠実に再現しています。
「Number One」の雰囲気を味わいたいギタリストには最適です。
現行モデルで狙える代替候補
もしペイジの音に近づきたいなら、以下の現行モデルがおすすめです。
- Gibson Les Paul Standard '50s – 太いミッドレンジとサステインが特徴。ペイジのトーンに近い。
- Epiphone Les Paul Standard – コストパフォーマンスに優れる。
初めてのレスポールに最適。 - Danelectro 59 Vintage – 「Kashmir」期のサウンドを再現できるモデル。
これらのモデルは比較的入手しやすく、現在も新品で購入可能です。
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筆者の体験談:レスポールを弾いて感じた"ペイジらしさ"
実際にGibson Les Paul Standardを手にしたときのことです。
まず驚かされたのは中域の押し出しと太いサステインでした。
コードをかき鳴らすと、一音一音が重厚に響きます。
まるでツェッペリンのリフがそのまま蘇るようでした。
「Whole Lotta Love」のグルーヴ感に近いニュアンスを感じられます。ペイジ本人の表現力には遠く及びません。
それでもギターを選ぶことでサウンドの方向性が大きく変わると実感できました。
ジミー・ペイジが使用した弦・ピック
ペイジのサウンドを再現するうえで、弦とピックの選択も重要なポイントです。
使用弦
ペイジが主に使用していたとされる弦があります。
Ernie Ball Regular Slinky(010〜046)です。レスポールの太いサステインを引き出すには、適度なゲージ選びが欠かせません。
使用ピック
ペイジはさまざまなピックを使用してきました。
ライブ映像などから好みが確認されています。
ミディアム〜ヘヴィゲージの丸みのあるティアドロップ型です。テレキャスター時代のシャープなリフ。
レスポール時代の粘りのあるプレイ。
どちらもピックの持ち方と厚さが大きく影響しています。
ギタークロス(メンテナンス)
ビンテージギターを長く使うためには、演奏後のメンテナンスも重要です。ラッカー塗装のギターには成分に注意したクロス選びが必要です。
まとめ
まとめ
- ジミー・ペイジはテレキャスター→レスポール→ダブルネック→Danelectroと曲に応じてギターを使い分けた
- Les Paul Standard #1(通称"Number One")が最も象徴的な一本
- ビンテージ入手は困難だが、シグネチャーモデルや現行レスポールでニュアンスを追体験できる
ペイジの影響は70年代以降のロックギタリストにも及んでいる。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロは、70年代のペイジやトニー・アイオミの音作りを自身のスタイルの土台に挙げている。
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FAQ|ジミー・ペイジのギターに関するよくある質問
ジミー・ペイジが一番多用したギターは?
最も多用されたのは1958/59年製 Gibson Les Paul Standard #1です。
「Whole Lotta Love」「Heartbreaker」など多くの代表曲で使用されています。
「Stairway to Heaven」で使われたギターは?
ライブではGibson EDS-1275 ダブルネックを使用。レコーディングでの工夫もあります。
12弦アコースティック(Martin D-28など)とレスポールを重ねて音を構築しました。
今から買うならおすすめはどのモデル?
オリジナルは入手困難です。
代替としてはGibson Les Paul Standard '50sがおすすめです。
価格を抑えたい場合はEpiphone Les Paul Standardもあります。
また「Kashmir」のトーンを狙う場合です。
Danelectro 59 Vintageも選択肢に入ります。
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