この記事で分かること
- おすすめギターケース5選の比較表
- ハードケース・ギグバッグ・セミハードの違い
- エレキ・アコギそれぞれに合ったケースの選び方
- ギターを長持ちさせる湿度管理の基本
- 安いソフトケースに注意が必要な理由
ギター特化ブログ「ヤツのギター」へようこそ!
ギターを買ったものの、ケースは何を選べばいいか分からない方は多いです。
ケース選びを間違えると、移動中の衝撃でギターを傷めることがあります。
この記事では、ケースの種類の違いから解説します。
エレキ・アコギ別の選び方と、おすすめモデルも紹介します。
ギターケースは、移動手段で選ぶのが基本です。
電車や自転車ならギグバッグかセミハード、車や飛行機ならハードケースが向いています。
ギターケースおすすめ5選 比較表
まずは全5モデルをエレキ・アコギ別に比較します。
気になるモデル名をタップすると、個別解説へジャンプできます。
掲載順は用途別の並びで、優劣の順位ではありません。
保護性能・携帯性の◎○△は、メーカーの説明と一般的な傾向をもとにした目安です。
| 対象・モデル | タイプ | 保護性能 | 携帯性 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| エレキ MONO M80 Vertigo Electric | セミハード | ○ | ◎ | 電車移動+ライブ |
| エレキ Fender FE620【筆者使用】 | ギグバッグ | △〜○ | ◎ | スタジオ・リハ・ライブ |
| エレキ SKB SKB-SCFS6 | ソフトケース(硬質フォーム内装) | ○ | ○ | 自宅と近場の移動 |
| アコギ Hiscox PRO-II-GAD | ハード | ◎ | △ | ドレッドノート型を最優先で守りたい |
| アコギ MONO M80 Acoustic Dreadnought | セミハード | ○ | ◎ | ドレッドノート型の電車移動 |
移動手段で決めるのが一番シンプルです。
電車や自転車ならギグバッグかセミハード、車や飛行機ならハードケースを選んでください。
ギグバッグとセミハードケースの違い|ハードケースとの比較表つき
ギグバッグは軽さ重視で、セミハードは軽さと保護のバランス型です。
ハードケースは、保護性能が最も高いタイプです。
ギターケースは、この3種類に分かれます。
①ハードケース
プラスチックや合板でできた、硬い外殻のケースです。
落下や重いものを上に置かれても内部を守る、最も保護性能の高いタイプです。
デメリットは重くてかさばることです。
電車移動が多い都市部での日常使いには、やや不向きです。
②ギグバッグ(ソフトケース)
布製の軽量なバッグタイプです。
中身には、ギターを包むパッドが入っています。
リュックのように背負えるので、電車移動や自転車移動に向いています。
薄いパッドのみのものから、厚いパッドが入った高密度タイプまで幅があります。
安価で薄いものは保護性能が低いので、注意が必要です。
③セミハード(ハイブリッド)ケース
ギグバッグの軽さと、ハードケースの保護性能を組み合わせたタイプです。
内部に硬いパネルや高密度フォームを内蔵し、外側は布製というのが一般的です。
| タイプ | 保護性能 | 携帯性 | こんな方向け |
|---|---|---|---|
| ハードケース | ◎ | △ | 車移動・飛行機輸送メイン |
| セミハード | ○ | ○ | 電車移動とライブを両立したい |
| ギグバッグ | △〜○ | ◎ | スタジオやライブハウスへ気軽に行く |
レスポールやSGは、ヘッドに角度のある構造です。
ネック周りまでしっかり支えるケースを選んでください。
【エレキギター】おすすめケース3選
エレキギターはアコギに比べて湿度の影響を受けにくいぶん、衝撃対策が選び方の中心になります。
特にレスポールやSGなどのセットネックのギターは、ネックをしっかり支えるケースが重要です。
MONO M80 Vertigo Electric|移動が多い方の定番
MONO M80 Vertigo Electric|移動が多い方の定番
上から入れるタイプの、セミハードのエレキ用ケースです。
ABSパネル(硬質プラスチック)を内蔵していて、ハードケースに近い保護性能をうたっています。
重さは約2.5kgです。
ストラト・テレキャス・レスポール・SGなど、標準的なボディ形状に対応しています。
- ABSパネル内蔵で、高い保護性能をうたう
- 背負いやすく、電車移動に向いている
- 標準的なボディ形状のエレキに対応
Fender FE620|コスパ重視のギグバッグ【筆者使用】
Fender FE620|コスパ重視のギグバッグ【筆者使用】
フェンダーのエレキギター用ギグバッグです。
内部には20mmのパッドが入っていて、ストラップボタンの保護パーツやネックレストも備えています。
背負えるバックパックストラップと、小物を入れるポケットも付いています。
安価で薄いソフトケースとの違いは、パッドの厚さとネックの支え方です。
FE620は20mmのパッドとネックレストを備えています。
- 20mmのパッドで、ギターをしっかり包む
- ストラップボタンの保護パーツ・ネックレスト付き
- バックパックストラップで背負える
- 標準的なエレキの多くに合うシェイプ
SKB SKB-SCFS6|硬質フォーム内装のソフトケース
SKB SKB-SCFS6|硬質フォーム内装のソフトケース
エレキギター用の、ユニバーサルシェイプのソフトケースです。
外装は丈夫な600Dナイロンです。
内装には、硬質のEPSフォーム(発泡素材)を使っています。
ハードケースよりも軽く、ギグバッグよりも形をしっかり保ちたい方向けです。
- 硬質EPSフォーム内装で、形をしっかり保つ
- ストラトやテレキャスなど、標準的な形状向け
- ハードケースより軽い
【アコースティックギター】おすすめケース2選
アコギはボディが大きく、木材が湿度変化に敏感です。
そのため、物理的な保護と湿度管理の両方を考えたケース選びが必要になります。
保護を重視するならハードケースが基本です。
移動が多い場合は、セミハードも選択肢になります。
ここで紹介する2つは、ドレッドノート型向けです。
Martinの000のような小ぶりなボディは、サイズが合うか寸法を確認してください。
Hiscox PRO-II-GAD|英国製のハードケース
Hiscox PRO-II-GAD|英国製のハードケース
英国製のハードケースで、ドレッドノート型のスチール弦アコギ用です。
ABSシェルを使っています。
ヘッドの折れを軽減する、Anti-Whiplash Guardも備えています。
胴幅は400〜413mmのアコギが対象で、重さは約4.7kgです。
- ABSシェルのハードケース
- ヘッド折れを軽減する設計
- ドレッドノート型のアコギ向け
MONO M80 Acoustic Dreadnought|電車移動向けのセミハード
MONO M80 Acoustic Dreadnought|電車移動向けのセミハード
標準的なドレッドノート型のアコギ向けの、ABSパネル入りのケースです。
ハードケースとギグバッグの中間にあたる、セミハードタイプです。
軽くて背負いやすく、電車移動が多い方に向いています。
ハードケースほどの保護性能は求めず、持ち運びやすさを優先したい場合の選択肢です。
- ドレッドノート型のアコギ向けセミハード
- 背負いやすく、電車移動に向いている
- ハードケースより携帯性が高い
ケースと湿度管理の関係|アコギは特に重要です
アコギは湿度変化に敏感です。
適切な管理を怠ると、修理が必要なダメージにつながることもあります。
エレキギターも木材なので、特に冬場の乾燥には注意が必要です。
適切な湿度の目安
- 目安:相対湿度 45〜55%(MartinやTaylorの推奨)
- 40%を下回る:乾燥でひび割れやフレットエンドの突出などの原因に
- 高すぎる場合:木が膨らんで弦高が上がり、カビの原因にもなる
対策としては、ケース内に調湿パックを入れておくのが手軽です。
D'AddarioのHumidipakシリーズなどがあります。
ケース内の調湿には、双方向タイプの「Maintain」が向いています。
湿度計もあわせて用意しておくと安心です。
その結果、ネックがひどく反ったことがあります。湿度計は1つ買うだけで違うので、ギターと一緒に用意してください。
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ギターケースのよくある質問
付属のソフトケースのままではダメですか?
近所のスタジオへ徒歩で行く程度なら、問題ないこともあります。
ただし電車や自転車、ライブへの持ち出しでは保護性能が不足しがちです。
ハードケースとセミハード、どちらを選ぶべきですか?
移動手段で決めるのが、最もシンプルです。
車や飛行機がメインならハードケース、電車や自転車がメインならセミハードが向いています。
両方の状況があるなら、セミハードのほうが後悔しにくい選択です。
ケースに入れていれば湿度管理は不要ですか?
不要にはなりません。
密閉性の高いケースは湿度変化を緩やかにしますが、湿度そのものを一定に保つ機能はないためです。
ケース内に調湿パックを入れて、はじめて管理として機能します。
エレキとアコギでケースは兼用できますか?
兼用はおすすめしません。
ボディ形状とサイズが大きく異なるため、内部で動いてしまい保護性能が落ちます。
どちらも持っているなら、それぞれ専用のケースを用意してください。
まとめ
ギターケース選びのポイント
- 【エレキ】移動が多いなら MONO M80 Vertigo
- 【エレキ】コスパ重視のギグバッグなら Fender FE620
- 【エレキ】硬質フォーム内装のソフトケースなら SKB SKB-SCFS6
- 【アコギ】ドレッドノートで保護を最優先するなら Hiscox PRO-II-GAD
- 【アコギ】ドレッドノートで電車移動なら MONO M80 Acoustic Dreadnought
- 安いソフトケースへの過信は禁物
大切なギターを守るのは、ケースだけではありません。
日頃の湿度管理の習慣も、同じくらい重要です。
自分の使い方とギターの種類に合ったケースを選んで、長くギターを楽しんでください。
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