【2025年版】ギタークロスおすすめ10選|ラッカー対応・素材別の選び方をプロが解説

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【2025年版】ギタークロスおすすめ10選|ラッカー対応・素材別の選び方をプロが解説

ギターを長く良い状態で保つために、最も基本的かつ重要なアイテムが「ギタークロス」です。
「たかが布」と侮ってはいけません。クロスの材質や織り方、そしてギターの塗装との相性を無視して選ぶと、取り返しのつかないことになる可能性があります。

 

⚠️ ここが重要
誤ったクロスを使うと、汚れが落ちないどころか、細かな洗車傷のようなスクラッチが入ったり、ラッカー塗装が化学反応を起こして白濁・溶解するリスクさえあります。

 

本記事では、主要メーカー(Fender、Gibson、MusicNomad)の公式見解や、リペアマンなどの一次情報をもとに、「本当に楽器に優しいクロス」だけを厳選しました。

 

初めて選ぶ人でも失敗しないよう、「材質の違い」「塗装との相性(ラッカー対応)」「用途別のおすすめモデル」を徹底解説します。

 

ギタークロスの選び方|失敗しないための「3つの基準」

ギタークロス選びで最も重要なのは、「素材」「塗装との相性」、そして「用途」です。これらを理解せずに適当な布を使うと、大切なギターの寿命を縮めることになります。

1. 材質の違いを理解する

ギタークロスには主に3つの素材が使われています。それぞれの特性を理解しましょう。

素材 特徴 おすすめの用途
マイクロファイバー 吸水性が高く、微細な埃や油分を絡め取る。最も一般的。 日常の汚れ拭き、ボディ、指板
セーム革(本革) 天然の鹿革などを使用。非常に柔らかく、塗装への攻撃性が皆無。 高級ギター、ラッカー塗装、仕上げ
コットン(綿) 昔ながらの素材。研磨剤(ポリッシュ)を含ませて使うのに適している。 頑固な汚れ落とし、ポリッシュ掛け

2. 「ラッカー塗装」には特に注意

GibsonやFenderのヴィンテージリイシュー、高級国産ギターに使われる「ニトロセルロースラッカー塗装」は、ゴムや特定の化学繊維と長時間接触すると化学反応を起こし、塗装が溶ける恐れがあります。

ラッカー塗装の鉄則
ラッカー塗装のギターには、「セーム革(本革)」または「ラッカー対応と明記された高品質マイクロファイバー」を選ぶのが最も安全です。

3. 用途別に「使い分ける」のが正解

プロの現場では、1枚のクロスで全てを拭くことはしません。

プロ推奨の使い分け(最低2〜3枚)

  1. ボディ用: 最もきれいなクロスを使用(傷防止)。
  2. 弦・指板用: 皮脂汚れや金属サビが付着するため、ボディ用とは分ける。
  3. オイル/ポリッシュ用: 薬剤が染み込むため、拭き上げ専用にする。

ギタークロスおすすめ10選|実在する人気モデルを厳選【2025年版】

ここからは、Amazonやサウンドハウス、楽器店で実際に購入可能で、多くのギタリストから高評価を得ている実在製品を紹介します。

【総合おすすめ】迷ったらこれを選べば間違いなし

1. MusicNomad MN201 (Microfiber Guitar Detailing Cloth)

「汚れ落ち」と「安全性」のバランスが最強の1枚

全世界のリペアショップで愛用されるMusicNomad製。1平方インチあたり9万本の超極細繊維を使用しており、軽く拭くだけで手垢や埃を吸着します。
最大の特徴は「ヘムレス(縁の縫い目がない)」加工。縁の縫い糸でボディに傷をつけるリスクを完全に排除しています。ラッカー塗装にも対応しており、これ1枚あれば間違いありません。

  • 素材: 高品質マイクロファイバー

2. Fender Factory Microfiber Cloth

フェンダー純正、安心の定番クロス

Fenderの工場ラインでも使用されている純正クロス。ポリエステルとナイロンの配合バランスが良く、耐久性が高いのが特徴です。
Fenderロゴが入っているため所有欲も満たしてくれます。「ポリ塗装」のFender(Playerシリーズなど)を使っている方には最適です。

  • 素材: マイクロファイバー

【ラッカー塗装対応】高級ギター・ヴィンテージを守る

3. HOSCO (ホスコ)  キョンセーム革クロス

天然素材の最高峰。究極の輝きを求めるならこれ

中国の野生鹿(キョン)の皮を使用した、正真正銘の本革クロス。
繊維細胞が極めて微細で、楽器表面の汚れを取り除くだけでなく、「拭き上げるだけで艶が増す」という天然コラーゲン成分の効果があります。
ラッカー塗装に対して最も安全な素材であり、Gibson Custom Shopやヴィンテージギターを持つユーザーの必需品です。洗って繰り返し使えます。

  • 素材: 天然キョン種鹿革
  • ラッカー対応: ◎(最適・安全)

4. Gibson Standard Polish Cloth

ギブソンユーザーなら持っておきたい公式コットン

Gibson純正のコットン(綿)100%クロス。起毛した柔らかい綿素材で、Gibsonのラッカー塗装にも安心して使えます。
マイクロファイバーほどの吸着力はありませんが、ポリッシュ(研磨剤)を少量つけて拭き上げる用途には、綿素材が最も適しています。

  • 素材: コットン100%
  • ラッカー対応: ◎(公式推奨)

【コスパ最強】練習用・弦拭き用に最適

5. MORRIS (モーリス) MCC-2

日本のド定番。圧倒的コスパでガシガシ使える

日本の楽器店で最も見かける黄色いクロス。ベリー系繊維を使用しており、1000円程度という安さながら十分な柔らかさを持っています。
高価なクロスを汚したくない「弦のクリーニング」や「練習後の汗拭き」用として、複数枚ストックしておくのが賢い使い方です。

  • 価格帯: 低価格

6. Fernandes (フェルナンデス) 625S

消耗品として割り切れる、優秀なサブ機

こちらもロングセラーの定番品。薄手で扱いやすく、ケースのポケットにも収まりやすいサイズです。
メインのボディ拭きは高級クロスに任せ、こちらは「汚れのひどい場所」や「ペグなどの金属パーツ」専用にするのがおすすめです。

  • 価格帯: 低価格

【プロ・仕上がり重視】ワンランク上のメンテナンス

7. YAMAHA (ヤマハ) ポリシングクロス DX

管楽器ゆずりの品質管理。きめ細かさは随一

世界のYAMAHAが作るクロスは、実はギター用としても非常に優秀です。元々デリケートな管楽器用に開発されているため、繊維が非常に柔らかく、傷をつけるリスクが極めて低いです。
サイズ展開(S/M/L)があるのも魅力。Lサイズならボディ全体を包み込むように拭き上げられます。

  • 素材: マイクロファイバー
  • 特徴: サイズ選択可能、信頼性抜群

8. HISTORY (ヒストリー) HSC スエードクロス

島村楽器こだわりの高品質人工スエード

超極細マイクロファイバーのスエード調で再現した高機能クロス。
本革のようなしっとりとした拭き心地でありながら、ポリエステル特有の耐久性も兼ね備えています。毛抜けが少なく、静電気が起きにくいのも隠れたメリットです。

  • 特徴: 滑らかな拭き心地、高耐久
  • ラッカー対応: ◎(公式推奨)

【専用・アイデア商品】痒い所に手が届く

9. MusicNomad MN204 (The Nomad Tool)

「弦の裏」や「フレットの際」まで届く!画期的なメンテナンスツール

「クロスで弦を拭くのが面倒」「指板と弦の隙間の埃が取れない」というギタリストの悩みを解決するアイデア商品。
マイクロファイバーパッドが付いたスティック状のツールで、弦の下に滑り込ませてスライドさせるだけで、指だけで拭くのは難しい「弦の裏側の錆び原因」や「指板の埃」をごっそり除去します。パッド部分は洗って繰り返し使えるため経済的です。

  • 用途: 弦・指板・フレットの隙間

10. Ken Smith (ケンスミス) Polish Cloth

ハイエンドベースメーカー発、ポリッシュ仕上げの決定版

ハイエンドベースで有名なKen Smithのクロスは、ポリッシュ(艶出し剤)の拭き取りにおいてプロから絶大な信頼を得ています。
薬剤の伸びが良く、拭きムラができにくいため、愛機をピカピカの鏡面仕上げにしたい時の「最終仕上げ用」として最適です。

  • 用途: ポリッシュがけ、仕上げ

比較表|あなたのギターに合うのはこれ

商品名 素材 ラッカー 最適な用途 価格感
MusicNomad MN201 マイクロファイバー 総合・万能 普通
HOSCO キョンセーム 天然本革 高級機・仕上げ 高め
Morris MCC-2 ベリー繊維 弦・汚れ用 安い
Fender Factory マイクロファイバー ポリ塗装・日常 普通
Gibson Standard コットン Gibson・ポリッシュ 普通
Yamaha DX マイクロファイバー 傷防止・繊細 普通

プロが実践する「クロスの正しい使い方」

良いクロスを買っても、使い方が間違っていればギターを傷つけます。プロが実践している3つのポイントを紹介します。

クロス使いこなしの3原則

  • 「円を描く」は仕上げ時のみ: 最初は一方向に優しく埃を払い落とし、傷を防ぐ。
  • 用途別に「色」を変える: ボディ用(グレー)、弦用(黄色)などで管理。
  • クロスも「洗濯」する: 汚れたクロスは油を塗り広げるだけ。中性洗剤で洗う(革以外)。

筆者の体験談|数百円の投資で数万円のリペア代が浮く話

昔の私は「布なんて着古したTシャツでいい」と思っていました。
しかし、ある時ラッカー塗装のギターをTシャツで拭き続けた結果、細かい拭き傷で塗装が曇り、最終的にショップでバフ掛け(研磨)を依頼することになりました。その費用は約1万円。

 

その後、MusicNomadのクロスを導入しました。
初期投資は2,000円ほどでしたが、それ以来、自分で軽く拭くだけで新品のような艶が維持できるようになり、リペアに出す頻度が激減しました。

たった1枚のクロスを変えるだけで、ギターの見た目の美しさモチベーション、そして将来的なメンテナンスコストが劇的に変わります。


まとめ:まずは「ボディ用」と「弦用」の2枚を揃えよう

ギタークロス選びの結論です。

【結論】用途別おすすめモデル

  • 迷ったらこれ:
    👉 MusicNomad MN201(万能で高品質・失敗なし)
  • ラッカー塗装・高級機なら:
    👉 HOSCO キョンセーム(一生モノの輝き・最も安全)
  • とりあえず安く揃えるなら:
    👉 MORRIS MCC-2 を数枚まとめ買い

ギターは弾けば必ず汚れます。しかし、正しいクロスでケアすれば、その汚れは「劣化」ではなく「貫禄」に変わります。
ぜひ、あなたの愛機にふさわしいクロスを手に取ってみてください。

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