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ザック・ワイルド使用ギター完全ガイド|ブルズアイのレスポールからWylde Audioまで【2026年版】



「ザック・ワイルドといえば、あの水玉模様(ブルズアイ)のギター」。

そんなイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。

Ozzy OsbourneとBlack Label Societyで活躍する彼のギター。

実はあまり知られていない大きな転機があります。

筆者
筆者
どうも、ギター歴13年のryoです。ハイゲインな歪み好きとしてOzzyのライブ映像をよく見ていた時期があります。ブルズアイのレスポールが実はもう新品で買えないと知って驚きました。この記事ではその経緯も含めて整理します。
え、あの有名なギターがもう売ってないんですか?
筆者
筆者
筆者
筆者
はい。2015年にGibsonとの契約が終了しています。今の彼は自分のブランド「Wylde Audio」を使っています。この記事では新旧どちらも整理して、現行で手に入るものだけを明確にお伝えします。
  • ブルズアイ柄レスポールの誕生秘話と、現在は生産終了している事実
  • 2015年のGibson/Marshall離脱と自社ブランドWylde Audioの全貌
  • 現在ステージで使用されている「Warhammer」「Odin Grail」の詳細
  • Marshall JCM800シグネチャーとMXRシグネチャーペダル群
  • ブルズアイが手に入らない今、近づくための現実的な選択肢

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ザック・ワイルドとは|Ozzyの右腕からBlack Label Societyへ

1967年生まれです。

1987年、Sharon Osbourneのオーディションに合格しました。

そのままOzzy Osbourneのギタリストに抜擢されます。

1988年から1995年にかけてOzzyのバンドで存在感を示しました。

Eddie Van Halen以降の世代を代表するギタリストの一人となります。

1998年のアルバム『Sonic Brew』でBlack Label Societyを本格始動。

以降は自身のバンドとOzzyのサポートを行き来しながら活動を続けています。

プレイスタイルの核は、ピッキングハーモニクスを多用した攻撃的なリードです。カントリー・ブルース由来の速いピッキングも組み合わせた独自のフレージングを持ちます。ハイゲインな歪みと、EMGアクティブピックアップの太く粒立ちのいいサウンドが彼のトレードマークです。

ザック・ワイルド 使用機材年表

出来事
1967年 誕生
1987年 Ozzy Osbourneのギタリストに抜擢
1988〜1995年 Ozzy Osbourneのバンドで活動、名声を確立
1998年 Black Label Society『Sonic Brew』でデビュー
1999年 Gibson Custom Shopが本人所有のブルズアイ機を元に「Zakk Wylde Bullseye Les Paul」を発売
2005年 Dunlopとの「Cry Baby」シグネチャーワウを発売
2007年 Marshallとの「JCM800 2203ZW」シグネチャーアンプを発売
2009〜2013年 Epiphone「Graveyard Disciple」(SG型・限定生産)を展開
2015年 GibsonおよびMarshallとの契約を終了し、自社ブランド「Wylde Audio」を設立
2015年〜現在 Wylde Audio「Warhammer」「Odin Grail」がメインギターに、MXR/Dunlopのペダル契約は継続中
⚠️ 注意:この2社との契約は2015年に終了済みです。今買えるブルズアイ柄はWylde Audio「Odin Grail」だけです。

ザック・ワイルド 使用ギター一覧

ギター名 ブランド 現行/生産終了 特徴
The Grail(本人所有オリジナル) Gibson(1981年製) 非売品 全ての"ブルズアイ"の原点
Zakk Wylde Bullseye Les Paul Gibson Custom Shop 生産終了(1999-2015) 本人機の忠実な再現、EMG 81/85搭載
Zakk Wylde Les Paul Custom Bullseye Epiphone 生産終了(-2015) Gibson版の普及モデル
Graveyard Disciple Epiphone 生産終了(2009-2013・限定) SG型・オールマホガニー・Floyd Rose
Warhammer Wylde Audio 現行 現在のメインステージ機
Odin Grail Wylde Audio 現行 ブルズアイ柄を継承するフラッグシップ

ブルズアイ・レスポールの物語|すべての原点

The Grail|本人所有の1981年製Gibson Les Paul Custom

すべての始まりは1本のギターです。

ザック・ワイルドが所有する1981年製Gibson Les Paul Customです。

白地に黒の水玉(ブルズアイ)模様が特徴的です。

本人が私物としてペイントしたものとされています。

本人は「The Grail(聖杯)」と呼ぶこともあります。

非常に大切にしていることが伝わってきます。

この個体はもちろん非売品です。

ここから後述する複数の商品化モデルが生まれました。

Gibson Custom Shop Zakk Wylde Bullseye Les Paul|1999年発売・現在は生産終了

1999年、Gibson Custom Shopが公式シグネチャーモデルを発売しました。

The Grailを元にした忠実な再現モデルです。

  • ボディ:マホガニー(メイプルトップ)
  • ピックアップ:EMG 81(ブリッジ)/EMG 85(ネック)アクティブ搭載
  • 仕上げ:白地に黒のブルズアイ・ペイント
筆者
筆者
EMG 81/85の組み合わせは、ハイゲインなのに音の輪郭が潰れないのが特徴です。ハムバッカー特有のモコッとした低域が出にくいんです。リフのアタックがはっきり前に出ます。ザックのピッキングハーモニクス主体のプレイと相性がいいのも納得です。
⚠️ 注意:このモデルは2015年以降生産されていません。現在は中古・コレクター市場のみでの入手となり、価格も高騰しています。

Epiphone Zakk Wylde Les Paul Custom Bullseye|普及版・こちらも生産終了

Gibson版と並行して、より手頃な価格帯のEpiphone版も展開されていました。

  • ボディ:マホガニー(カーブドメイプルトップ)
  • ネック:セットネック・スリムテーパー'60sプロファイル
  • ピックアップ:EMG 81(ブリッジ)/EMG 85(ネック)

Gibson版と同じEMG 81/85構成を持っていました。

より入手しやすい価格帯で展開されていた人気モデルです。

ただしこちらも2015年の契約終了にともない生産終了となりました。

現在は中古市場での入手のみとなっています。

Epiphone Graveyard Disciple|2009〜2013年の限定モデル

ブルズアイのLes Paul型とは別に、SGに近いシルエットの限定モデルも存在しました。

本人いわく「ボディはSGに近いが、オールマホガニー仕様。指板はローズウッドかエボニー、ネックとバックはメイプル。EMGとFloyd Roseを搭載している」とのことです。

2009年から2013年にかけて展開された限定生産モデルです。

発売当時の価格は1,499ドルでした。

現在は流通量が非常に少なく、中古市場では当時の倍近い価格で取引されるプレミアム機となっています。


現在のメインギター|Wylde Audio時代(2015年〜)

2015年、ザック・ワイルドはGibsonおよびMarshallとの長年の契約を終了しました。

自身のブランド「Wylde Audio」を立ち上げます。

製造はSchecter Guitarsと提携して行われています。

Warhammer|現在のライブでのメインギター

  • ボディ:マホガニー
  • ネック:メイプル
  • 指板:エボニー
  • ブリッジ:Floyd Roseトレモロ
  • ピックアップ:Wylde Audioシグネチャー EMG

Premier GuitarのRig Rundownによると、近年はこの1本が中心です。

セット全体をWarhammerだけで通すことが多いとされています。

ブルズアイではなくソリッドカラーの個体が主流です。

より実戦的なステージ機という位置づけです。

Odin Grail|ブルズアイの意志を継ぐ現行フラッグシップ

Wylde Audioのラインナップの中でも異色の存在です。

Odin Grailはブルズアイ・グラフィックを受け継ぐモデルです。

Rawtop(生木目仕上げ)とブルズアイを組み合わせたバージョンも存在します。

旧Gibson/Epiphone時代のファンから支持を集めています。

このOdin Grail、日本でも買えるんですか?
筆者
筆者
筆者
筆者
正直なところ、国内の主要な楽器店での取り扱いはまだ少ないのが実情です。海外通販や個人輸入が中心になります。次の章で、国内で現実的に近づける代替案も紹介しますね。


アンプ|Marshall JCM800からWylde Audio Master 100へ

Marshall JCM800 2203ZW|2007年発売・こちらも生産終了

2007年、Marshallは定番機「JCM800 2203」をベースにしたモデルを発売しました。

シグネチャーヘッド「2203ZW」です。

Vintage 30スピーカー搭載の4×12キャビネットと組み合わせます。

Marshallヘッドを何台も並べる「壁」のようなステージセットで知られています。

ただしこちらもGibsonと同時期の2015年に契約が終了しています。

現在は新品での入手ができません。

Wylde Audio Master 100|現行の自社アンプ

Marshallとの契約終了後、自身が開発を手がけました。

それが「Wylde Audio Master 100」です。

クリーン・リード2チャンネル仕様の100Wチューブヘッドです。

JCM800由来のコアなトーンをより扱いやすくまとめたモデルとされています。


エフェクター|Dunlop・MXRとのシグネチャーは現在も継続中

ギターとアンプの契約は2015年に終了しました。

一方でDunlop/MXRとのシグネチャーペダル契約は現在も継続しています。

Dunlop Wylde Audio Cry Baby Wah|2005年〜現行

2005年に発売された、ブルズアイ柄の筐体が特徴的なシグネチャーワウです。

頑丈な金属筐体に、太く抜けの良いトーンにチューニングされているのが特徴です。

MXR Wylde Audio Overdrive|Dunlopとのコラボ20周年モデル

ワウに続いて登場したオーバードライブです。

ザックの図太いリフとリードトーンのために作られています。

DunlopとザックのコラボレーションはCry Baby発売から数えて20周年を迎えています。

現在も現役のシグネチャーラインです。

その他の実機ペダルボード構成

本人のペダルボードには決まった信号順があります。

ワウ→Rotovibe(揺れ系)→フェイザー→オーバードライブ→コーラス→アンプの順です。

フェイザーとコーラスもMXR Wylde Audioシグネチャーシリーズです。

唯一のシグネチャー以外のペダルもあります。

定番のアナログディレイ「MXR Carbon Copy」です。

オーバードライブとフェイザーの間に挟んでいます。


ブルズアイが手に入らない今、近づくための現実的な選択肢

ここまで見てきた通り、ザック・ワイルドの"顔"とも言えるブルズアイ・レスポール。

GibsonもEpiphoneも生産終了しています。

Wylde AudioのOdin Grailも国内での流通はまだ限定的です。

そこで検討したいのが現行モデルです。

同じEMGピックアップ+マホガニーボディ+シングルカットを持つ1本があります。

代表例がESP LTD EC-1000です。マホガニーボディ・EMG 81(ブリッジ)/60(ネック)搭載というスペックです。ザックが使うEMG 81/85構成とは細部が異なります。それでも同じ「アクティブ・ハイゲイン系レスポール型」というカテゴリーです。実際の弾き心地を体験できます。国内正規代理店(ESP)の製品なので、入手のしやすさも大きな利点です。


使用弦・ピック・メンテナンス

ハイゲインなリフを支えるには、弦やピックの選び方も重要なポイントです。


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Floyd Rose搭載モデルは通常のギターよりチューニングの手間がかかります。

日頃のメンテナンス用品もあわせてチェックしておきましょう。

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そろそろ、本気でギターと向き合ってみませんか?

筆者
筆者
ハイゲインなリフを独学でコピーしていた頃、ピッキングのニュアンスがなかなか掴めませんでした。

ザック・ワイルドのような荒々しいピッキングを身につけたいなら。

独学より一歩早く近づける方法があります。

オンラインギターレッスンおすすめ3選で、あなたに合うスクールを比較してみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. ザック・ワイルドのブルズアイ・レスポールは今も買えますか?
A. 新品での購入はできません。GibsonおよびEpiphoneのブルズアイ・レスポールは生産終了しています。理由は2015年のGibsonとの契約終了です。現在は中古・コレクター市場のみでの入手となります。

Q. なぜザック・ワイルドはGibsonをやめたのですか?
A. 2015年に本人から発表がありました。GibsonとMarshallとの関係は良好なままだったとされています。ただ自身のブランドを立ち上げる新しい道を選んだと説明されています。

Q. 現在のメインギターは何ですか?
A. 自身のブランドWylde Audioの「Warhammer」が近年のライブでの主力です。ブルズアイ柄を受け継ぐモデルとしては「Odin Grail」があります。

Q. どんなピックアップを使っていますか?
A. EMGのアクティブピックアップです。Gibson/Epiphone時代はEMG 81(ブリッジ)/85(ネック)の組み合わせでした。Wylde Audioでも同系統のシグネチャーEMGを搭載しています。

Q. アンプやエフェクターも自社ブランドに変わったのですか?
A. アンプは自社の「Wylde Audio Master 100」に切り替わっています。Marshallとの契約終了後に開発されたものです。一方でエフェクターはDunlop/MXRとのシグネチャー契約が現在も継続しています。ワウ・オーバードライブ・コーラス・フェイザーが現行品として販売されています。


まとめ:ザック・ワイルドの機材と2015年の転機

  • 象徴のブルズアイ・レスポールはGibson/Epiphoneとも2015年に生産終了。現在は中古市場のみ
  • 2015年にGibson・Marshallとの契約を終了。自社ブランド「Wylde Audio」(Schecter提携)へ移行
  • 現在のライブでのメインギターはWarhammer。ブルズアイの系譜はOdin Grailが継承
  • アンプもMarshall JCM800から自社のMaster 100へ切り替わっている
  • Dunlop/MXRとのペダル契約は現在も継続中。ワウ・オーバードライブ等が現行品
  • ブルズアイの雰囲気に近づきたいなら、EMG搭載の現行モデルが現実的な選択肢

ザック・ワイルドの機材遍歴は、単なる「愛用ギター紹介」では終わりません。

ブランドとの契約という現実的な事情によって、象徴的な楽器が市場から姿を消すことがあります。

そのことを教えてくれる好例でもあります。

今すぐブルズアイそのものを手にすることは難しいかもしれません。

それでもEMGサウンドやハイゲインな歪みには、現行モデルでも十分近づけます。

まずは手持ちの機材でピッキングハーモニクスを練習してみてください。

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